精神科医であり、
心理療法、風景構成法の
産みの親である、故、中井久夫先生は、
白衣を着ず、人として患者に寄り添う
ことを大切にされていた先生でした。

そして「何よりも大切なのは
希望を処方すること」と
おっしゃっていたそうです。

希望を処方する。

希望、

希望、

希望、、

自宅での10代〜70代の方への
個人カウンセリング。
幼稚園や、小学校、中学校での
カウンセリング。

これまで幾度となく「希望」について
考えさせられてきました。

先日、小学校に行った時
6年生の児童が
将来なりたいものが出来たこと、
それを卒業文集に書いたことを
知らせてくれました。

将来の夢は
心理師(心理カウンセラー)になること。

自分がカウンセリングを受けて
出来た夢やねん

真っ直ぐな目を見ていると
涙で視界が滲みました。

そして自分もまた思い出した!
これまで数々の「希望」を
処方してもらってきたことを。

希望とは、可能性であり、可逆性であり
変わりうることに、幅があること。

例え児童の夢が
先に変わることがあったとしても
そこに希望がありますように。


もうすぐ春です🌷