奈良から遠く離れた ここは横浜高島屋
今日は、駅の反対側の横浜そごうで買い物をしてしまってから、高島屋での展覧会に気づいたので、横浜そごうの袋を下げながら横浜高島屋8階ギャラリーまで行きました
初公開。特別供覧。奈良に息づく、古寺名刹の秘蔵品も同時公開。
興福寺の寺宝と畠中光享展(タイトル長っ)
展示されている主な絵は
↓こちらの「法相の祖師たち」です
あちこち巡回したあとなので、たくさんの方の目に触れているんだろうと思いますが、
例えば、
無着さん
慈恩大師は、法相宗を興した方です
法相宗のお寺は、興福寺と薬師寺
薬師寺 慈恩大師像
このような法相宗の祖師たちを描いた絵が、再建中の興福寺中金堂の大柱「法相柱」に貼りあげられるそうです
こちら、中金堂の 20分の1ミニチュア
神奈川県からみると、奈良は遠いね
鎌倉ではなく、高島屋のある横浜からだと、なお遠い気がします
↓会場にはお馴染みのチラシがありましたよ
阿修羅の知名度は大事ですね
その阿修羅が廃仏棄釈のころは手が揃っていなかったこと、修復が明治だったので今の姿に復元されたこと、現代の原状回復修理なら手は揃わないままだったことなど、興福寺のお坊さんから説明をしていただき、聴衆は「ヘェ〜」っとなりました
興福寺は、燃えたり建てたりの歴史がややこしいので、とくにアウエイな地では地図が必要↓
興福寺って金堂多すぎ…
興福寺って金堂多すぎ…
(ご参考)創建時伽藍配置図(中金堂、東金堂、西金堂と金堂が3つ)
再建中なのが中金堂、東金堂は室町期が現存、
…じゃあ、次の再建は西金堂いっちゃいますか?
その中金堂の落慶法要は、来年10月7日からだそうで、「その時には皆さんおいでください」とのことでした
それより前に行っちゃっても、許してね…
「えぇ〜っ?来る気?」
↓嫌がる2人