平等院と抹茶のソフトクリーム | 奈良大好き主婦日記☕

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鎌倉在住
奈良や仏像が好きで子育て終了と共に学び直し大学院博士課程修了、研究員になりました。
テーマは平安後期仏教美術。

明日香村、山の辺の道等万葉集の故地が好きです。
ライブドアにも書いていました(はなこの仏像大好きブログ)http://naranouchi.blog.jp



前回の東北、平泉の記事が全然終わってないのですが、
今回は京都は宇治の平等院に、関東の友人が行くというので、京都駅から合流しました


今日の平等院



宇治駅で友人が荷物を預けるというので
コインロッカーの番号は1053を超絶おススメしました
なぜならば1053年は鳳凰堂落慶の年なのです!
この番号のコインロッカー以外考えられません!
(力説)

ちなみに、1053年の前年1052年は末法元年です
1052年は、平等院本堂が落慶され、鳳凰堂(阿弥陀堂)が発願されましたby藤原頼通


1053を選び
宇治駅も1052とか1053とか平等院と絡めたロッカー番号を設定してると思う…この新しいコインロッカーに変わる前も、この番号ありましたからね


はい、荷物入れて
料金は300円也



友人は、初宇治お祝いなんだそうです



なので、宇治川ほとりの紫式部像を見て、「私達にそっくり」とか言う冗談を言ったり


宇治橋から宇治川を望み、川の水の多さに驚いたりしました

今は上流にダムがあるのにもかかわらずこの水量ですから、平安時代、対岸からこちら側にうまく渡るためには、ベクトルの法則で相当上流から出発しないとダメなんじゃないか?と、光源氏や藤原頼通を偲びました(?)




この参道はお茶屋さんが多くて、やれ本家だやれ元祖だと、よくある「せめぎ合い」がここでもあるんだよという私の無駄なレクチャーを聞かされる友人(お気の毒)





平等院に到着
新緑の綺麗な季節になっていました




鳳凰堂内部拝観まで少し時間があったので、まず池の周りをぐるっと一周しました


このお堂は、数年前の改修で当初の丹土色に戻して本当によかったです

緑色の中で映えて、華があります



私達の前の回の人たちが説明を聴いているのが見えます



池のこちら側には睡蓮が咲いていました


モネと頼通のコラボレーションか!(ちがいます)




手前の茂みの中に何かいます↓
ヌッと首が出ています


ボクだよ〜んオカメインコ……シロサギです


全く動きません
もしかして、キミ、鳳凰のつもり?



この後、堂内拝観を済ませ、鳳翔館に入りましたが、友人は終始私のうるさい説明に耐えていました(ご苦労さん)、


挙句、
「お腹がすいた」というので(正直でよろしい)



平等院の中にあるこちらのカフェに入りました


…っていうか、こんなところにカフェあったっけ?
私は一人で来ると、さっさと帰るので気づきませんでしたよ…

メニューに、鳳凰の姿が貼ってありました
さすが鳳凰堂です



暖かい抹茶を頼みました


ここ、宇治なのでお茶が美味しかったです

宝相華と鳳凰をかたどったお菓子は、わりとシットリしていてちょっとびっくりしました




池のほとりのこの建物(休憩所?)の柱は、四角い穴が開いていて、古い部材の再利用でしょうかね?



友人はこのあと旦那様と神戸あたりで待ち合わせしてるというので、早々に平等院を出ましたが

早く出たのに「まだ時間がある+腹が減った」というので(やたら正直だ)


平等院の入り口のところにあるこちらのお店に首を突っ込み



「お茶やさんの抹茶ソフトクリームお茶
という言葉にがっつり反応して



о(ж>▽<)y ☆
ソフトクリームをゲット!




と、大喜びの宇治の半日となりましたにやり





平等院は、朝からたくさんの人が訪れていて、
やっぱり一流の観光地だなあニコニコと思った次第です




そして今頃、友人は旦那様と神戸でまた何か美味しいものを食べている最中でしょう


遊ぶ元気、食べる元気、楽しむ元気って、大事なんだな〜〜と思いましたニコニコ



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