大変久しぶりの投稿になります
皆さま、お元気ですか?
緊急事態宣言の解除に伴い、長距離の移動が可能となりましたね
まだまだ気をつけるべきことはたくさんありますが、晴れて気持ちの良い週末の半日、明日香村の中心地を一人でぐるっと歩いてきました
明日香村を訪れるのは2年ぶりくらいです
近鉄飛鳥駅に着いたのは昼過ぎでした
こんな可愛い案山子に迎えられました
気持ちが上がります夕方まであまり時間はないけど、やっぱり徒歩で回ることにしました
吉備姫王墓からウォーキング開始
天から降り注ぐ光線が撮れた↓
欽明天皇陵
上空には夏のような雲
↑↓こんもりしたところが陵です
亀石もそうだけど、
明日香村にあるいろんな古いものが
昔と変わってないことにホッとする
石舞台古墳周辺や、高松塚古墳、キトラ古墳、水落遺跡なんかは、どんどん新しくなってきたけどね…
何度も歩いた道
これから先、あと何回ここを歩くことができるんだろうと、ふと思う
橘寺はあの向こうの小さな屋根
ここから橘寺へ入っていきます
境内に入りました
紫式部の色も鮮やか…秋だなあ
見上げるお寺の白壁といえば…
橘寺、聖林寺、長岳寺
橘寺の白壁が周囲に溶け込む風景が好き
川原寺を出て、飛鳥村役場の前を通ると
「「飛鳥・藤原」を世界遺産に!!」という横断幕が見えました↓
大賛成です!!
きっと世界遺産になれるよ!
がんばれ明日香村!
なんならそのノボリを持って走りましょうか?
どこを走ったらいいですか?(いや、逆効果になるから…)
郵便局の角を北に曲がり、板蓋宮跡に行きます
なんと、板蓋宮跡の説明板が新しくなってました
(以前はボロボロだったなあ)
こんなに荒れた板蓋宮跡を見るのは初めてのような気がしました
この荒れた宮殿跡を見て、万葉歌人よろしく歌でも詠もうかね
…と思ったけど
ももしきや〜 としか出てこないので、
歌を詠むのは諦めて、飛鳥寺に向かいます
↓こんなルートで歩きます
(これ、秋に飛鳥に行くという友人に送った私の手書きのルート地図ですが、大丈夫だろうか?)
この地図で示した道(一応、道です)は、
水の都の飛鳥宮跡が下に広がる田んぼの道
とてもとても明日香らしくて、
この道を歩くのがいつも楽しみです
道の途中には、オレンジ色のコスモスが咲いている場所があります
このコスモスを見ると、無理な体勢でこんな写真を撮りたくなるのです↓(用水路を跨いで、体を捻って下から空を撮っているので、とても危ない)
道を進むと飛鳥寺が遠望できます
進む道の目の前で、稲の収穫が進んでいました
むせかえる青臭い稲の匂いが立ち込めるこの道も
あと数日もすれば、采女の袖吹き返す明日香風が吹くのだろうか
だけど、采女の袖吹き返した明日香風って、
季節はいつなんだっけ?
飛鳥寺まで来たら、少し安心しました
あとは、甘樫丘に登るだけだから!
二年前の今頃だったか、その時も一人で明日香村を回り、甘樫丘に登りました
途中で目の前がくらくらして、心臓がドキドキしました
なんと、気づかぬうちに高血圧になっていたのです
あれから、降圧剤を飲んだり、ジムやプールに行くことを習慣にしました
なので、今の方がずっと健康です
だから、「甘樫丘なんて、ひとっ飛びだ!」くらいの意気込みで登りはじめたその瞬間!
マ、マムシに注意!の看板💦
うわーっ
一気に緊張度が沸騰しました
ヘビがいたらどうしよう?
それでも、万葉歌碑は確認せねば!
この歌碑から、甘樫丘頂上まで
ヘビに怯えながら一気に登りました
天の香具山と耳成山
東側の風景ももちろん好きだ
大口の真神の原
飛鳥寺がよく見える
今回は、甘樫丘から南側のルートを取って、亀石方向に長い山道を降りることにしました
大口の真神の原
いつもは甘樫丘を降りる時、今来た道を引き返すのだけど、
ヘビの登場にビビりまくっていたので
途中、川原展望台から見えた畝傍山と二上山が美し過ぎた
だけど、もう夕方がせまり、だーれもいない山の中はこわい…
飛鳥駅に戻る途中、数時間前に通った道が、思いの外下り坂なことに気づきました
往路はダラダラと上り坂だったはずなのに、
速足でかけ降りました
往路、寄らなかった天武・持統陵に行ってみる
リベンジのつもりで寄ったこの陵で、
なんとヘビ🐍に出くわしました
往路はダラダラと上り坂だったはずなのに、
気にならなかったな〜
暗くなりかけの道を、のんびり飛鳥駅に向かいましたが、
近鉄電車の本数の少ないことにまだ気付いてはいませんでした…
明日香村の主な過去記事