桜の中の大仏〜奈良・壺阪寺 | 奈良大好き主婦日記☕

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鎌倉在住
奈良や仏像が好きで子育て終了と共に学び直し大学院博士課程修了、研究員になりました。
テーマは平安後期仏教美術。

明日香村、山の辺の道等万葉集の故地が好きです。
ライブドアにも書いていました(はなこの仏像大好きブログ)http://naranouchi.blog.jp

4月1日、空の青さが鮮やかな日
壺阪寺に行ってみました

青空の下で、
桜に埋もれる大仏を見るためです



壺阪寺は、近鉄壺阪山駅からのバスの本数が少ないので、電車で行く場合にはよく調べておいたほうがよさそうです


近鉄壺阪山駅



壺阪山駅発のバスは くねくねの山道を登り壺阪寺に着きます

小さなバスはギュウギュウの大混雑でした


壺阪寺の伽藍は山の傾斜にそって建てられています


http://www.tsubosaka1300.or.jp/precinct.html


この山あいの伽藍に、

大きな石仏がなんと三体もいらっしゃるのです




ブルー音符むらさき音符ピンク音符

では、お寺の中にはいりましょう!


こちらは入り口すぐの大講堂


大講堂では雛人形陳列中

雛曼荼羅と名付けられているようですが、

まるで第九のコンサートのようでした


こちらにも、円形の雛曼荼羅


お堂の中には雛人形の他に、

インド発の石仏などの展示も豊富でした





日本の仏像もたくさんいらっしゃいました




大講堂から階段を登ると山門です


ここの仁王は、面白い表情でした


吽行の肩から首にかけての「線の硬さ」は、まるで鉄人28号↓

鉄人28号

「…」





大きな3体の石仏のうち、まずはじめにこちらの大仏が現れます


でで〜んと威圧感


横から見上げると。青空に石仏の白さが映えます

側面の胸の薄さが定朝様っぽいと思いました


後ろからも撮ってみました

石仏の白が鮮やかです


桜が満開の中でこの大仏はこうなる↓


桜の散る頃には、桜吹雪の中の大仏となるでしょう


もう少し高いところからはこんなふうに見える↓




ちなみに、桜の中の大仏を撮る場所の様子です

①並ぶ


②撮る



③さらに高い場所から撮ると、左下にカメラマンたちが写っています





次は観音です

大仏から少し離れた場所にいらっしゃいました

こちら、立像なのでさらに大きい


この観音様からは、二上山や明日香村方向が見下ろせます…いい景色です






さらに

観音の目線の下に巨大な涅槃像が寝転がっています


おくつろぎ感




でもね、涅槃像のこの位置では手前の山に遮られて、二上山は見えなさそうですよ

あと10メートルずらして設置してあげれば、二上山も見えただろうにねぇ…


涅槃像の背後には、お地蔵さんが4体


近寄って見てみたら、この表情!


びっくり




さてこちらは、三重塔


その向かいには、礼堂


この礼堂の内部が面白かったです


三人官女が「いらっしゃ〜いラブラブ」と迎えてくれます


内部では、またもや雛人形が第九のコーラス



その裏では隠れ忍者風🥷




こちらは三人官女の一人でしょうか?

案内してくれました

「十一面観音はこちらで〜すルンルン



…ということで、隣の八角円堂に行くと

本尊十一面観音坐像

この観音様は「目」の病気に霊験あらたかという観音像です


そのため、「」と書かれた絵馬や


」と書かれた玉子煎餅などが売られていました

このお煎餅、買いましたニコニコ



同じ堂内には様々な展示品があり、面白かったです





このお堂の外からも、二上山が見えました(二上山好きなので嬉しいハート)



出口でも雛人形が挨拶をしてくれました音符



4月1日の桜はまだ満開前でしたが、

そろそろ満開を迎えているでしょうか?



その他の、壺阪寺のいろいろな写真です





















壺阪寺のHP

http://www.tsubosaka1300.or.jp