箱根 ガラスの森美術館と強羅公園で工芸体験した話 | 奈良大好き主婦日記☕

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鎌倉在住
奈良や仏像が好きで子育て終了と共に学び直し大学院博士課程修了、研究員になりました。
テーマは平安後期仏教美術。

明日香村、山の辺の道等万葉集の故地が好きです。
ライブドアにも書いていました(はなこの仏像大好きブログ)http://naranouchi.blog.jp


あけましておめでとうございます(今さら…)


というわけで、

昨年書きたかったことを山のように残して、

新年に突入してしまいましたので、


年明けに行ってきた箱根の中から、

ガラスの森美術館キラキラ強羅公園クローバーと、

そこでトライした工芸の話です


神奈川県箱根町は、都心からアクセスする場合には小田急線を使いますが、

鎌倉からは東海道線で真西に行く感じです


小田原駅で箱根登山電車に乗り換え、

箱根湯本→強羅と進み、

強羅からはバスでガラスの森美術館を目指します



​ガラスの森美術館


箱根町仙石原にあるガラスの森美術館は、
ガラスでできた美術品の展示もさることながら、
晴れの日には屋外に設置されたガラスがキラキラキラキラ光るのがとてもキレイです
(ところが、素人が写真に撮るとキラキラが半減どころか7割引くらいになってしまうのが残念)


遠くに大涌谷から湧き上がる噴煙がみえています

ガラスの木が太陽光にキラキラしていて、それはそれはキレイキラキラ

↑肉眼の7割引くらいにしか撮れてません

↓実際はこの画像の10/3倍くらい輝いています



到着したとき、すでにお昼でしたので、

初めにレストランに入りました

カフェ・レストラン

東京や神奈川に展開する「うかい」のレストランです

うかい



レストラン内部は、葡萄の装飾などがありおしゃれ





ちょうど、馬頭琴の生演奏の時間にあたりました

その哀しげな旋律に耳を傾けながら、「スーホの白い馬」を思い出し、ランチをたいらげたのでした( ´ ▽ ` )


↓(構図が悪いけど)コーヒーとカボチャのスープ(美味)


ローストビーフサンド

スーホの白い馬を思い出しながら、

ローストビーフを食べるニンゲン…今年も業が深いのであった…



ガラスの森美術館では、

手軽にガラス工芸が体験できます


体験の内容は、あらかじめ用意されたキットを自分でレイアウトするだけです

↓これは、私がスプーンの柄につけるためにおいたベネチアングラス


これを熱で溶かしてもらうと

↓こうなる(自宅で撮ったので光線が不足してるかも)




↓こちらは、娘が作ったイヤリング


↓出来上がり(肉眼ではもっとキラキラ)







ここから、

ガラスの展示の画像を少し貼ってみますね









↓ところでこの作品、

雪の結晶が何層も重ねられて、繊細で儚げで美しいと思いませんか?

截金ガラスという技法だそうです

この作品のタイトルは、

源氏物語シリーズ

第十九条「薄雲」(雪明り)

作者は、山本茜さん



この作品、私は一昨年の夏に

アサヒビール大山崎山荘美術館で一度拝見し、

今回図らずも再度拝見する機会に恵まれました


山本茜さん公式HP


箱根ガラスの森美術館には、山本茜さんのプロフィールと截金ガラスについての説明がありました



これからが楽しみな作家さんです♪




ところで、

美術館の中にも、レストランで見かけたような

ガラスのぶどうがありました


なんとなく、このぶどうは

昭和のお金持ちの家のインテリアに似合いそうな気がします




こちらは、デイル・チフーリという人の現代美術↓

海の底みたいにゆらゆらしてますねー



美術館の詳細はこちら↓

箱根ガラスの森美術館HP


↓こちらは、ホームページにあった、美術館の庭のキラキラ写真



↓同じような角度から、私が撮った写真

(しつこいようだが肉眼ではキラキラ光っていました)



キラキラの下の池には、カモ🦆






強羅公園


次は強羅公園です

季節が良ければ、いろいろな花が咲き、きっときれいなんだろうけど、
今回は、何ひとつ咲いていなかったガーン
ま、当たり前だよね


一番高いところにある西門から入り、

音楽堂なるところを過ぎ、




なんだか神がかった感じの斎藤茂吉の歌碑などを見て





今度はヒマラヤ杉を見上げ




その奥に見える大涌谷を見上げ




返り見すれば、

噴水池を見下ろし(葉牡丹だけは満開)

いや、まあ、なんもすることのない公園(と、私は小学生の頃から思ってる)の中で、



唯一楽しそうなクラフトハウスに行き、

サンドブラスト体験をしました


↓サンドブラストの説明動画


動画を見ていただけるのわかると思うのですが、

サンドブラストとは、

無地のガラス食器(色はいろいろ)に思い思いのシールを貼り、砂を吹き付けて、オリジナルの食器を作るものです


これ、子どもが恐竜のシールを貼ってもいいし、

大人でもレイアウトを考えるのが面白い


シール以外の余白にはマスキングテープを貼り、模様部分だけをインストラクターに削っていただきます


出来上がり↓


↓こんな感じ

左 私がレイアウトした桜と銀杏・紅葉、

右 娘がレイアウトした鳥とか北欧柄とか…


自分でレイアウトするのは、奥が深くて面白いです
次はどんなのをつくろうかしら?とつい考えたりしますウインク









東京の上野では、現在大きなピカソ展開催中ですが、うーん、行けるかしらー?