2023年若草山の山焼き | 奈良大好き主婦日記☕

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鎌倉在住
奈良や仏像が好きで子育て終了と共に学び直し大学院博士課程修了、研究員になりました。
テーマは平安後期仏教美術。

明日香村、山の辺の道等万葉集の故地が好きです。
ライブドアにも書いていました(はなこの仏像大好きブログ)http://naranouchi.blog.jp


「古都に春の訪れを告げる」という奈良若草山の山焼きを見にいくことにしました

実はその数日前に若草山の麓を歩き、

山焼きの設営と思われる作業を目にしていました

(それが今回の動機づけ)




数日前に若草山麓の旅館に貼られたポスターを見た↓


↓その時の若草山


(写ってないけど、作業服を着た人が数人いて)
設営作業みたいなことをやっていました


(写ってないけど)足場も組んでいました


足場とか、肝心なものは写していないが、

鹿の姿はちゃんと写していた(もはや私の習性)





そして、昨日、

寒いので待ち時間を最小限にしようと思い、

午後5時過ぎに近鉄奈良駅に到着


↓混雑する電車から一斉に乗客が降りて、

すごい勢いで駅の外に向かっています


5時15分でした


私の乗っていた電車が近鉄奈良駅の手前、

平城京を過ぎる頃、窓の外には雪が激しく降るのが見えましたがガーン

近鉄奈良駅で降りてからもみぞれが激しく降っていました


↓近鉄奈良駅の外で写したみぞれ


山焼きの天敵は何でしょう?

と聞かれたら

答えは「雨」「みぞれ」だよねーあめ雪の結晶


なんか、イヤな予感がしてきたぞ…😒




とりあえず、歩き始める前に

着ていたダウンコートの下にダウンのベストを着込み、

カイロをあちこちに貼り(←大正解)

歩き始めました



「若草山焼き」のシャレた字体にとりあえず気持ちが上がる↓



屋台も出ていて、行列していました↓

祭りだ、祭りだ




で、皆さん、若草山により近い場所を求めて

東大寺方向にゾロゾロ行くのですが

私はここにいることにしました


↓興福寺です


ここがベストな場所ではないだろうと思ったのですが、あまり駅から離れると帰りが混雑しそうだし、またみぞれが降るかも?という気持ちが抜けず、駅に近い興福寺から見ることにしました



↓若草山、わずかに見える



↓拡大すると、こんな感じ…遠くに若草山がみえますが、手前の木が邪魔なので切ってほしい(冗談です)


この看板の脇で待機


肉眼では暗くなっても、今のiPhoneは明るくとらえるのね…


45分くらい待った後、

午後6時15分過ぎに花火が上がり始めました





↓鹿の顔をかたどった花火


↓こちらも鹿


小さな花が散ったような花火


その時の花火↓


15分間くらい花火が上がり続け、きれいでした





周りにいた人たち、花火が終わると皆移動を始めましたが、

私は山焼きをここで待ってみることにしました



↓iPhoneがとらえた若草山の


やっぱり、直前のみぞれが行けなかったと思うのですが、

火が殆ど見えませんでした(;_;)



↓肉眼では、殆ど何も見えないが、iPhoneではさらに煙が上がるのが写っていた…



↓場所を変えてみたら火が少し見えましたが、

「線状」に見えるだけで、燃え広がっている感じではなかった…


「今年はもう燃えないね」という人々の声が聞こえ、

この後見たTwitterでも、山焼きは終了したというようなことが書かれていたので、

私が写した「煙」の写真も今年の若草山の山焼きを「精一杯」とらえた写真なんだろうと納得することにして、帰ることにしました




↓山焼きを諦めて、さっさと帰路につく人たち

天気が相手じゃ、仕方ないよね…





↓こんな若草山を期待していましたが(2018年)、残念な結果でした

この写真のリンク元の記事

https://weathernews.jp/s/topics/201801/270125/




でもまあ、今年の若草山の山焼きはコロナ禍以来、数年ぶりの通常開催だったそうで、

それ自体がよいニュースだったんだと思うことにしました…



…とか言いながら、こんなニュース記事も見つけました

毎日新聞




来年こそは、燃えますようにメラメラ

鹿さん、頼んだよ!