イケダハヤトさんの「武器としての書く技術」を読んでみて、
書く、ということは
自分自身を丁寧に彫刻していくようなものだな、
と思った。
単純に、儲けるためのブログの書き方、
そのことだけ書かれた本では、ない。
というか、
儲けるためにブログを書くことが、
どっれだけ!ハードルの高いことなのか、、、
現実をはっきりと見せてくれた上で、
「 書く技術 」を身につけること、
そのことが、
どれだけ人生を豊かにしてくれるのか。
そこにはっきりと言及してくれている。
なんのために
ブログを書いているのか?
自分はなんのために書いてるのか?
書くことは
わたし自身をととのえていく行為。
そして、ただ過ぎ去るだけの出来事や経験を
自分の栄養として留める行為。
そして
それらのことが
誰かにとっての価値になってほしいと
願っている。
だからこそこうして、
情報発信しているんだ。
何かを得ようとする、 より先に、
何かを誰かに届けたい、 の思いが強い。
ひとりよがりな自己満足と言われれば、
そう。
そう言われて構わない。
万人に届くような立派なことは、
わたしには書けないし、
それは得意な他の人に任せる。
わたしだけでなく、
誰にでも、その人にしか書けない世界観が、、
あるのだ。
だからこそ、書く。
そして、それは感情の垂れ流しとか、愚痴なんかじゃなく、
不快なものを撒き散らすのでなく、
誰かにとって
なにかしらの価値を提供できること。
他人の目に晒すのなら、
少なくともそのために
「 書く技術 」を磨いていく。
それが、自分自身を丁寧に彫刻していく、
そんな行為になるんだな。
心にそっと
小さな覚悟。