たまに真面目なこと書きます。
２月１５日、「はてな匿名ダイアリー」に「保育園落ちた日本死ね!!!」と題した記事が投稿されました。
このユーザーは１４日に保育園の抽選に漏れてしまったようです。そのため、勤め先を辞めなければならなくなるそうで、そんな状況に対して「一億総活躍社会じゃねーのかよ」「私活躍出来ねーじゃねーか」「子供を産んで子育てして社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに日本は何が不満なんだ？」と不満を爆発させた内容でした。
このユーザーは、東京五輪に対して巨額が使われている一方で、「保育園も増やせないし児童手当も数千円しか払えないけど少子化なんとかしたいんだよねーってそんなムシのいい話あるかよボケ」と財源の利用法を痛烈に批判。
さらに「金があれば子供産むってやつがゴマンといるんだから取り敢えず金出すか子供にかかる費用全てを無償にしろよ」などと、少子化対策についての提言も行い、最後に「まじいい加減にしろ日本」とあらためて批判した内容でした。
この投稿は「はてなブックマーク」１９００件以上、フェイスブックの「いいね！」が３万８０００以上を集めるなど、ネット上で話題となっていました。
ところが２月１８日、「はてな匿名ダイアリー」に「保育園の第一志望受かったけどやっぱり日本死ね」と題した記事が投稿され、これが大きな反響を呼んでいます。
まずこのユーザーは、「認可保育園の第一志望ばっちり受かってやりましたよ」と宣言しています。保育園は広く、清潔で、自宅からも徒歩１分と近いそうで、ユーザーは「自分たちで言うのもなんだけれど、わが家は比較的激戦区での保活勝ち組である」と胸を張る一方、「だけど結論はやっぱり『日本死ね！』だ」と記しています。
そしてユーザーは「こと保育関連については、この国を『日本』だと思ってはいけない」と断言した上で、読者に対して「東南アジアか中南米の行政糞国家の住民になったつもりで対策を立てた方がいい」と忠告しています。そして、自らの保育園対策を明らかにしました。
このユーザーは妻の妊娠判明後、ふたりで区役所の保育園関連課に足しげく通って、自身の顔と名前をアピールしたほか、保育園関連の実質的な権限と知識を持つ職員を見抜いて、その人物との関係構築に骨を折ったそうです。結果、ユーザーは「合法の範囲内だが際どい裏技をリークしてもらった」とのこと。
さらに、情報入手を図るためのママ友獲得、認可保育園に入るための点数向上に努めたそうです。加えて、生後１週間の我が子を区役所職員にみせるなど、さまざまな工作を行ったとのことです。こうした苦労のかいあって、なんとか第一志望の保育園に当選することができたそうです。
ここまで語り終えると、ユーザーは興奮気味に「なんで、たかが家の隣にある普通の保育園に娘を入れるだけのことで、こんな一家総動員体制を敷かなきゃならねえんだよクズが！」「この手の話題になると選挙行けとかしたり顔で言い出す頭でっかちのバカがいるけど、夫婦の2票で何か変わるのか？何も変わりゃしねえよ！」と、不満をあらわにしています。
怒りはそのまま日本全体に向けられ、ユーザーは続けて「ジジババに金ばらまくだけで子どもを育てる気がないクズ国家に二十年後や三十年後の未来があるとは思えないし、かわいい娘にそんな国で生きる選択肢しかない人生を与えるのはまっぴら御免だからな」という、厳しい言葉を記しています。
確かに認可保育園の抽選に漏れた場合、高いお金を出して未認可保育園に子どもをあずけるか、妻が仕事をやめて子育てに専念しないといけないのが現状です。
また認可保育園に当選するためには、並大抵の「保活」ではとても対応できないものであることが今回明らかになっています（妊娠前の仕込みは、１１月上旬までが良いそうです）。
超少子化なのに一向に改善されない「保育園問題」。立場の違うお二人の意見はそれぞれに理解できる部分があります。
確かに、資金を貯めこんで先が短い「ジジババ」に金をばらまくよりも、未来ある子どもに国はもっと投資しないといけないのではないでしょうか。
え？ 「姥捨て山」ってか？
みなさんはどのように感じられますか？
差し入れありがとうございます
コメントのお返しはできないのですが、コメント欄は開けておりますので、どうぞご自由に投稿ください。
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２月１５日、「はてな匿名ダイアリー」に「保育園落ちた日本死ね!!!」と題した記事が投稿されました。
このユーザーは１４日に保育園の抽選に漏れてしまったようです。そのため、勤め先を辞めなければならなくなるそうで、そんな状況に対して「一億総活躍社会じゃねーのかよ」「私活躍出来ねーじゃねーか」「子供を産んで子育てして社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに日本は何が不満なんだ？」と不満を爆発させた内容でした。
このユーザーは、東京五輪に対して巨額が使われている一方で、「保育園も増やせないし児童手当も数千円しか払えないけど少子化なんとかしたいんだよねーってそんなムシのいい話あるかよボケ」と財源の利用法を痛烈に批判。
さらに「金があれば子供産むってやつがゴマンといるんだから取り敢えず金出すか子供にかかる費用全てを無償にしろよ」などと、少子化対策についての提言も行い、最後に「まじいい加減にしろ日本」とあらためて批判した内容でした。
この投稿は「はてなブックマーク」１９００件以上、フェイスブックの「いいね！」が３万８０００以上を集めるなど、ネット上で話題となっていました。
ところが２月１８日、「はてな匿名ダイアリー」に「保育園の第一志望受かったけどやっぱり日本死ね」と題した記事が投稿され、これが大きな反響を呼んでいます。
まずこのユーザーは、「認可保育園の第一志望ばっちり受かってやりましたよ」と宣言しています。保育園は広く、清潔で、自宅からも徒歩１分と近いそうで、ユーザーは「自分たちで言うのもなんだけれど、わが家は比較的激戦区での保活勝ち組である」と胸を張る一方、「だけど結論はやっぱり『日本死ね！』だ」と記しています。
そしてユーザーは「こと保育関連については、この国を『日本』だと思ってはいけない」と断言した上で、読者に対して「東南アジアか中南米の行政糞国家の住民になったつもりで対策を立てた方がいい」と忠告しています。そして、自らの保育園対策を明らかにしました。
このユーザーは妻の妊娠判明後、ふたりで区役所の保育園関連課に足しげく通って、自身の顔と名前をアピールしたほか、保育園関連の実質的な権限と知識を持つ職員を見抜いて、その人物との関係構築に骨を折ったそうです。結果、ユーザーは「合法の範囲内だが際どい裏技をリークしてもらった」とのこと。
さらに、情報入手を図るためのママ友獲得、認可保育園に入るための点数向上に努めたそうです。加えて、生後１週間の我が子を区役所職員にみせるなど、さまざまな工作を行ったとのことです。こうした苦労のかいあって、なんとか第一志望の保育園に当選することができたそうです。
ここまで語り終えると、ユーザーは興奮気味に「なんで、たかが家の隣にある普通の保育園に娘を入れるだけのことで、こんな一家総動員体制を敷かなきゃならねえんだよクズが！」「この手の話題になると選挙行けとかしたり顔で言い出す頭でっかちのバカがいるけど、夫婦の2票で何か変わるのか？何も変わりゃしねえよ！」と、不満をあらわにしています。
怒りはそのまま日本全体に向けられ、ユーザーは続けて「ジジババに金ばらまくだけで子どもを育てる気がないクズ国家に二十年後や三十年後の未来があるとは思えないし、かわいい娘にそんな国で生きる選択肢しかない人生を与えるのはまっぴら御免だからな」という、厳しい言葉を記しています。
確かに認可保育園の抽選に漏れた場合、高いお金を出して未認可保育園に子どもをあずけるか、妻が仕事をやめて子育てに専念しないといけないのが現状です。
また認可保育園に当選するためには、並大抵の「保活」ではとても対応できないものであることが今回明らかになっています（妊娠前の仕込みは、１１月上旬までが良いそうです）。
超少子化なのに一向に改善されない「保育園問題」。立場の違うお二人の意見はそれぞれに理解できる部分があります。
確かに、資金を貯めこんで先が短い「ジジババ」に金をばらまくよりも、未来ある子どもに国はもっと投資しないといけないのではないでしょうか。
え？ 「姥捨て山」ってか？
みなさんはどのように感じられますか？
差し入れありがとうございます
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