レジストとは、エレクトーンで楽曲を演奏するための「音色」や「リズム」などが設定されたデータのことです。
前にもご紹介いたしましたが、エレクトーンは楽器だけでおよそ１０００種類、リズムはおよそ７００種類搭載されています。
レジストはその中から、楽曲に合った楽器やリズムを選び出して演奏させることができます。
リズムも含めるといっぺんに２０もの楽器やリズムの音をエレクトーンから出せるため、重厚感のある音作りに欠かせないものです。
このレジストはPCを使ってダウンロードさせることができますし、詳しい番号さえわかれば全国のYAMAHAにあるMuma（ミューマ）にUSBメモリーを差し込んで読み込ませることもできます（いずれも有料ですが）。
これまで自分が弾きたい曲主体で弾いてきてYouTubeにもアップしてきました。「ラブ・ストーリーは突然に」をアップした後、これから先何弾くかな？ と考えるようになりました。
そんな時私がエレクトーンを始めるきっかけになった826askaさんが予定していたライブが、新型コロナの影響で延期になったとのことで、YouTubeでライブ配信をしたことがありました。演奏と演奏の間のトークのバックで Everything が流れていて、お、この曲いいじゃん！て気になって楽譜調べてみたら、一番最近の楽譜はアーチスト・シリーズ826askaさんのDEPERTURE（６～３級）に乗っていることが分かり即注文したら２日後には北海道まで届きました。私の持っているエレクトーンは一番新しいタイプのもの（ELC-02)で、それに合わせたレジストの番号が楽譜に記載されていましたので、それをメモしたものを持ってYAMAHA行こうと思ってた矢先、特定警戒都道府県の解除が今月末まで伸びたため、YAMAHAの営業自粛も伸びてしまいました。
なんてこった！ レジストが欲しいのに買えないというこの状況！
まあ練習はレジストがなくてもできるのですが、ある程度できるようになってくるとレジストが選んだ楽器との音合わせ（特に管楽器の息遣いの微妙な調節を右足のエクスプレッションペダルで行なう）が必要になってくるためそれができない、遅れるとなると楽曲披露も遅くなってしまいます。PCでは古いエレクトーンのレジストしか売ってないしなあ。まあ楽曲も６級だしムズいところだらけだから遅れるのは仕方ないか。楽譜はハ長調の楽譜なんだけど、♯や♭が付きまくりで曲の流れも良く分かってないしな。
楽曲披露を急いでいるわけではありませんが、レジストが入手出来次第オンタイムで練習をしたいと思います。Everything はMISIAさんが歌ってますが楽譜の指示に「MISIAの表現力豊かな歌声を意識して、ダイナミクスやアーティキュレーション、フレーズ感など工夫して、メリハリのある演奏を心がけてください。」とあります。楽曲の長さは４分ほどです。どんな演奏になるのか楽しみにお待ちいただけたら幸いです。
（とハードル上げてどうする？）
m(__)m