不安な時には、般若心経? | 別居・DV・浮気に悩む妻たちへ☆~愛ある家族になりましょう~

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こんにちは。芙蓉です。

先月、ゆっちさんたちとカウンセラー勉強会やっている時に、

不安に潰されそうな時、何してた?

という話になりました。


不安で押しつぶされそうになっているクライアントさんに

「これ、やるといいよ〜」
ってオススメできることがあればいいなぁ…と思ったわけです。


由利浩子さんは、博識なので、いろんなワークをご存知で、すごく勉強になりました。

(彼女に会う機会があれば、聞いてみてください^ ^)

その時

「芙蓉さんは?」

と聞かれて、しばらく考えた末、ふと

「写経???」

と答えてました(笑)



結婚してからは、洗礼を受けたこともあり、聖書が愛読書でしたが


結婚前は大学生で、
専攻が東洋哲学だったんですよね。


般若心経の写経は、3年くらいほぼ毎日していたので、

「私、般若心経なら何も見なくても書けますよ〜」

と何気なく言ったら

「えーびっくりビックリマークビックリマークそれ、すごいじゃん!ブログに書いたら?」
と、ゆっちさんにすごく驚かれました。


そんな驚かれることか?(笑)


般若心経との出会いは、実は東洋哲学を専攻する前のことで、

18歳くらいの時、当時いろいろ相談に乗ってもらっていた少しお姉さんのお知り合いに

般若心経のテープをもらったことがキッカケでした。


当時、精神が相当不安定だった私に

「このテープ聞いているだけで、力が湧くよ。

般若心経って、宗教を超えて、すごい力がある言葉だと世界でも認められているの。

もうダメだ、と思った時や
落ち込んだ時に、黙ってこのテープを流しておいたらいいよ」

と言われたことがあったんですね。


どんだけ、アブナイ18歳だったんだ…(^_^;)


それから、テープを流して聞いているだけに飽き足らず、
写経するようになり

般若心経の世界にハマって行きました。

般若心経の中に
「色即是空」という言葉があります。


この世の現象はすべて、空っぽだ。
空しい。

解釈はいろいろだと思いますが、
すべては移ろい行くもので、実体がないものだから、こだわるな。

そんな意味なんですね。

当時、諦められないけれど、諦めなくてはいけないことがたくさんある気がして

胸が焼けるように苦しくて

「すべてに実態なんかないんだ、こだわってもしょうがないんだ」

と、写経しながら、自分に言い聞かせていました。


この世界は、もっといいものだと希望を持っていたのに、
こんなにも苦しいことばかりだったなんて。

先行きが見えない…そんな心境だったんですね、当時は。


般若心経を一つの心の灯火にして、
自分と向き合っていたのかもしれません。


…それで、先日。


カウンセラー勉強会から帰って来てから、久しぶりに般若心経を書いてみようと思ったら、

何と、途中で書けなくなっていたではありませんか!

忘れてました(^_^;)

3回くらい復習したら思い出し、
すぐにまた全部そらんじられらようになりましたが。

今、とてもわかりやすい現代語訳も出ているんですね。

この現代語訳した人、すごい!素敵な文章ですラブラブ


〜〜〜〜〜〜〜〜


楽になれる方法を知りたいですか?

誰でも幸せに生きる方法を知りたいですか?

そのヒントを教えてあげます。


もっと力を抜いて、体を、精神を、楽にさせるんです。

この世の「苦しみ」も「辛さ」も、全ては「幻」なんです。

もっとリラックスして、安心してください。


この世は、現世は、空しいものです。

「痛み」も「悲しみ」も、最初から空っぽなものです。

そこに意味なんて、意義なんて、無いのです。


この世は、変わり行くものです。

「苦」を「楽」に変える事だって出来る。

「汚れる」こともあれば、「背負い込む」事だってある。

だから抱え込んだ負のものは、「捨て去る」事も出来るはずです。


この世がどれだけ「いい加減」な「幻」であることか。

「苦しみ」とか「病」とか、背負い込んだものに拘ってはいけません。

自身の境遇に必要以上に悲観的になってはいけません。


見えてるものに拘ってはいけません。

聞こえるものにしがみついてはいけません。


舌で感じる「味」、鼻で感じる「香り」人それぞれでしょう。

自分の感覚なんて、拘りなんて、「幻」のようなものです。

そこに拘っても、何のあてにもなりません。


現世には、様々な幻の干渉があなたに訪れます。

それで揺らぐ心に拘ってしまってはいけません。

心が、芯が、揺らいではいけません。

それが『無』というものです。


現世で生きている限り、色々な事があるものです。

「辛い」モノを見ずに、経験せずに、生きるのは難しいです。

避ける事が出来ない、あなたに訪れる「苦しみ」。

でも、そんな「幻」は、その場に置いていけばよいのです。


先の事は、誰にも見えません、分かりません。

無理して人生の先を照らそうとしなくていいのです。

見えない事を愉しめばいいのです。

それが生きてる実感というものなのです。

苦を全て避けた道を歩いて生きるのは、確かに難しいです。

でも、「明るく」生きるのは誰にだって出来るものです。


「明るく」生きる、とは、菩薩になるという事です。

菩薩として生きるコツがあるのです。

苦しんで生きる必要なんて無いんです。

愉しんで生きる菩薩になるんです。


全く恐れを知らなくなってしまうのは行き過ぎです。

現世にある適度な恐怖、苦しみ、痛み、

それらは明るく生きていくのに役立つはずです。


勘違いしてはいけません。

人の心を失い、非情になってはいけません。

夢や空想や慈悲の心を忘れてはいけません。


それができれば、涅槃はどこにだってあるのです。



現世での生きる道は、菩薩になろうとも何も変わらない。

ただ、その道で待ち構えるモノの受け止め方が変わるります。



「心の余裕を持ちなさい。そうすれば、誰でも菩薩になれます。」

この「般若の言葉」を覚えておきなさい。

短い言葉なので、繰り返し唱えて覚えなさい。


意味は最初は知らなくてもいいのです。

細かい事は後から理解できます。

般若の言葉を唱えるだけで苦しみが小さくなれば良いのです。


嘘も、デタラメも、この世にある不条理を全て認めてしまいなさい。

受け入れれば、苦しみは無くなります。

この世の中は、そういうものなのです。



さて。

今までの言葉は、前置きとして全部忘れても構いません。

でも、最後にこれだけは必ず覚えておきなさい。


生きている中で、いつでも、どこでも、気が向いたら呟くのです。

心の中で唱えるだけでも、よいのです。


いいですか? この言葉を、よく聴いて覚えなさい。


『唱えよ』

『心は消え、魂は静まる』

『全ての心理は此処にある』

『全てを超越した時、悟りは叶うだろう』

『全てはこの真言に成就する。』


何も心配しなくて良いのです。

大丈夫です、安心して、菩薩の心で生きなさい。



〜〜〜〜〜〜〜〜

「明るく生きることは誰にだってできる」


私は、この現代語訳にしびれましたねラブ


「苦しんで生きるのではなく、愉しんで生きる」

これもいい!

そんなことも書いてあると、若い頃は入ってこなかったです。


年齢を重ねて、わかることもたくさんあるんですね。


不安でどうしようもない時、般若心経、オススメです!