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畠 奈津子のブログ

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おひさしぶりのブログだわ。

8月30日、40歳の誕生日を迎えた。



嵐の松本潤さんと同い年の同じ誕生日である。

全く同じ日に生まれても全然違う人生で、

生年月日の占いなんてアテにならないのではないか。


とにかく、幼少期からそんなに体は丈夫でない自分が、コロナにもかからず、事件や事故にも巻き込まれず、無事に40歳を迎えられたことは、結構奇跡の連続だと思うし、周りの方々のおかげの連続だと思う。


とはいえ、十の位が変わる年、30代から40代に変わるのは、人生の折り返し地点かもしれないと思うと、なんとなく焦るような、誕生日直前ぐらいまで鬱々とした気分になったりもした。


某ドラマの台詞にあったように「年齢なんてただの数字。」という考え方は、20代の頃から今も変わっていない。自分より年上でも幼い言動の人もいるし、年下でも尊敬する人もいるからだ。


だけれども、そのただの数字が実際ものを言うということも実感したのが、この30代だったかもしれない。


あまり目標もなくゆるゆる生きてきた結果か、打算とか嫌いだし努力家ではないからか、何も成し遂げていない。新たな命を産み、次世代のために育ててもいない。


私は何のために生まれてきたのか、過去に感謝すべき2人のお医者さんが私の命を繋いでくれた理由は何のためだったのか、最近よく思った。


でもこの間、少しだけその意味を見出せたような気がした。


ある人がTwitterにつぶやいてくれて、フォローしてくれた。




きっかけは、もう12年前に少しだけ取り上げてもらったバンド時代の曲「カナシミ風」だ。

そんなこんなで、関西でバンドをやっていたにも関わらず、インターネットという時代のおかげでいろんなところでいろんな人に聴いてもらえる機会をいただいたのだった。

12年経った今でも、こうして繋がってくれる人がいて、自分たちが作った曲で"だいぶ励まされた"なんて言葉をもらえたりもすると、売れなくても音楽やっててよかったと思うし、生きていて良かったと思えたし、なんなら19歳の時に失恋した意味さえもあったと感謝すべきだと初めて思えた。

カナシミ風の歌詞にこう書いた。

「何十年か経ったらキラキラと輝きに満ちたさわやかな風に変わるように 胸でそっと温めて詞に変えていくんだ」

詞に変えて歌い続けていたら、本当にさわやかな風に変わっていたなと今思える。

この間この曲を家で歌っていてそう感じたら、思わず涙が溢れた。

そしてもう一つ、楽曲「声」の歌詞にこう書いた。
「誰か1人でも心に届けばいいなと思う」
その通りに体現できているんじゃないか。

*****

コロナもひと段落して、最近ちょこちょこまた弾き語りを人前でやっている。


歌うって楽しいな。


「ええ顔して歌いますよね」、って最近言ってくれた人がいた。

ありがとう。

前よりも自分らしく歌えるようになった。

年を重ねて、自然と自信も身についたんだ。
強くもなった。


9月は東京で、10月は尼崎で、ライブ1本ずつ決まった。
40代もきっと歌い続けていく。
30歳でやらせてもらったワンマンライブからもう早10年、今年また何かできたらいいなとは思う。

楽曲という形で、自分が生きた証を残せる特技があってよかったな。


じゃあ、またね👋