みんなに優しい生活を
父が余命宣告を受けたのは
1ヶ月前
癌治療を始めて一年半が経ち
え今
というくらい調子は良くて
信じられなかったんです
だけど生死に関することは
いつ聞いても
突然だと感じるものかもしれない
余命予想時間が
あまりにも短い事に
動揺した‥‥
父と私の関係は
少し特殊で
だけど
とてつもなく大切なものを
内包している
この関係性は
どう扱ったら良いのか
説明しがたいまま‥‥
長い
長い
年月が経ってしまった
よくもわるくも
自分の一部のように
感じる存在がなくなったら
いったい私は
どうなるんだろう
私は自分を大切していただろうか
沢山の感情を置き去りにして
やり残した事はないだろうか
父を大切だと思う
これは
自分を大切だと思う気持ちなんだ
きっと‥‥
悲しいと涙が出る
涙は同時に
気づきとヒントを引き出してくれる
感情に蓋をしない
一つ一つ今この気持ちを
なかった事にしない
そう決めた
今日
2割の希望に賭ける治療を始めます
と主治医から説明を受けた
先生と
看護師さんと
支援員さんと
ソーシャルワーカーさんと
父と私
緩和ケアって
中身は
過酷だけれど
スーパー寄り添いの
安心感がすごい
関わる全ての方々が
厳しい現実に
向き合う場を整えてくれる
父も毎日言ってます
体験した事がない位
深くて感動する
安心して涙があふれる
背中をさすってくれる看護師さん
その手が温かくて
悲しいけど
穏やかな心を取り戻す
このブログタイトル
なちゅまむ
いまでこそ活動はしてないけど
管理人の私と看護師ちーちゃんは
ありのままのあなたを大切にする事を
それぞれに続けていました
あなたは自分の事なんです
自然体で
一つ一つ丁寧に
優しく過ごす生活
できる範囲でいい
まず自分がそれをやる
病院でちーちゃんの顔を見て
思い切りメソメソしてきました
穏やかな気持ちで
こうして文章を書いています
読んで下さった全ての皆様へ
ありがとうございます