yahooニュースより引用
{FA7EC676-C090-445E-A062-72AC11EB73DC:01}

♥・。.。*♥*。.。・*♥*・。.。*♥*・。.。*♥*。.。・*♥
毎日新聞と患者団体のアンケートで、1型糖尿病の子供たちの4人に1人が幼稚園や保育園から入園を拒否されたり、難色を示されたりしたと答えた。患者児童の家族は社会で受け入れが進まない現状に悩む。保護者らは、孤立感を持たずに過ごせるよう、この病気への理解が深まることを願っている。
♥・。.。*♥*。.。・*♥*・。.。*♥*・。.。*♥*。.。・*♥

「受け入れた前例がない」。3カ所の幼稚園や保育園で入園に難色を示された大阪府の三井美知子さん(34)と、長女蘭々(らら)ちゃん(3)。来春に幼稚園か保育園に通わせようと今年9月から10月にかけて、3カ所の園に問い合わせた。しかし、日常的にインスリンの注入が必要なことを伝えると、消極的な反応しか返ってこなかった。

蘭々ちゃんは、常時腰下に差し込んでいるチューブから、携帯電話ほどの大きさのポンプで、インスリンを体内に取り入れている。三井さんが、ポンプにある電子機器で蘭々ちゃんの血糖値を測定。予想される食事の量からインスリンの必要量を計算し、食事前に注入する。三井さんは「適切にインスリン注入を続ければ、食事も運動も普通にできる。そう説明しても受け入れてもらえないことがつらかった」と語る。

4カ所目の幼稚園で、三井さんが園を訪れてインスリンを注入することなどを説明し、入園が決まった。幼稚園の担当者は「問い合わせを受けた当初は病名になじみがなく、不安だったが、話をじかに聞き、子供の元気な様子を見て大丈夫だと考えた」という。

アンケートでは回答者の約9割が、1型糖尿病への社会の認知が不十分だと考えていた。また「食べ過ぎや運動不足の生活習慣病と誤解される」との訴えも多かった。

2015年11月には栃木県で患者男児(当時7歳)にインスリン投与をさせず死亡させたとして、自称祈とう師の男が殺人容疑で逮捕される事件が発生した。死亡した男児の母親は、栃木県警の調べに「一生注射を続けると思うとかわいそうで、わらにもすがる思いで頼んでしまった」などと話していると報じられた。三井さんは「周囲に理解が得られずに孤立してしまい、このような事態になったのではないか」と考えている。

障害者や難病の問題に詳しい青木志帆弁護士(兵庫県弁護士会)は「幼稚園や保育園など、人生の最初でつまずくことは子供や保護者の負担となる。病気を抱える人も生きやすい社会にするため、幼稚園などはよく事情を聴いてほしい」と指摘する。【柳楽未来】







全国の犬猫ペットの里親募集マッチングサイト|ぽちとたま