トリュフでおもしろ実験 | ~原点回帰~

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何とも有難く贅沢なことですが、自分で採りに行かなくなってからも、友人が置いていったり送って下さったり・・・と、昨年の8月末からつい最近まで私の手元にはほぼ途切れることなく黒トリュフがありました。

 

先ず、私と妻は『さほど好みでもないが、嫌いでもないのであれば食べる』という感じなのですが、子供達はトリュフの香りが大嫌いで、冷蔵庫の中の他の食材に香りが移ったり、冷蔵庫を開けるだけでも周りにトリュフの香りが広がるので凄く嫌がります。

ですので、うちには置けずに治療院の冷蔵庫に入れて、患者さん達に差し上げていました。

 

そこで、ちょっとしたイタズラ心から『トリュフの香り』についておもしろい実験をしてみました。

 

『トリュフです!』と言って、タッパーにお米と卵も入れて差し上げた方の中には『物凄くいい香りで美味しかった~』と言う方もいらっしゃいましたが、私の様に『別に嫌ではないが、自分から求めてまではいらないかな・・・』という方もいらっしゃいました。

次に、『物凄くいい香りを放つ虫を見つけたから嗅いでみて!』と言って、実際には虫ではなく紙にくるんだトリュフをタッパーに入れて、治療院で患者さん達に嗅いでもらいました。

が、こちらは『この臭い無理』とか『全然いい香りちゃうやん』とか、100%全員が『いい香り』とは言いませんでした。

芦屋や箕面の高級住宅街に住み、トリュフを食べ慣れている奥様方ですら『いい香り』とは言いませんでした。

また別で、トリュフとは言わずに『冷蔵庫の卵に他の食材の香りが移ってしまったんです。私は好きなんですが子供達は食べないし、私と妻だけでは食べきれないので良かったら食べてくれませんか?』と言ってトリュフの香りを移した卵を差し上げようとしましたが、『香りを嗅いだだけで全員が拒否』でした。

その他『トリュフ』だとはバラさずにトリュフを入れたタッパーの蓋を開けて、その香りだけを純粋に『好きか嫌いか』聞いてみたところも100%全員が『好き』とは言いませんでした。

 

どうやら『トリュフ=高級』『トリュフ=いい香り』と言う色メガネで見た場合のみトリュフの香りは受け入れられて、何の色メガネもかけずに純粋にトリュフの香りだけを嗅げば、ほとんどの方は余り好きではない様に思いました。

 

『蓼食う虫も好き好き』ですので、もちろん純粋にトリュフの香りが大好きな方も世の中にはいらっしゃるのでしょうが、ほとんどの方は単なる洗脳と思い込みで『希少で高価だから』いい香りと言っているだけの様にも思います。

 

もしトリュフが高価な物ではなくて、牛脂の様にスーパーの片隅に山積みされていて『ご自由にお持ち帰りください』と書かれていたとすれば、ほとんど誰も持ち帰る事はないのかも知れませんね(*^_^*)

 

かなり前の記事ですが、よろしければこちらもご参考に!

https://ameblo.jp/nature-energy/entry-11483143190.html