こんにちは。ナチュロパスの植村和美です。

 

自分の職業について聞かれて、

ナチュロパス(自然療法学士)です音譜 

というと、オーストラリア人なら、すぐわかってもらえるのですが、

日本人の方には、大抵「はあー?」というリアクションを

受けることが多いです笑い泣き

 

実の妹でさえ、家族に私の職業を聞かれ

「おねーちゃんの職業、よーわからんし、説明できひんわ」

といわれる始末ショボーン

そりゃ無理もない。日本にはほぼ存在していない職業みたいです。

 

いつもどのように説明しようかと、言葉を慎重に選んで、

できるだけ具体的にわかりやすく説明をする努力をするのですが、

それでも今一つはてなマークはてなマークの文字が、相手の顔に浮かんでいるのが

見えることがあります。

 

ある時は、マッサージか何かですか?と聞かれたり、

また、ハーブ薬を使うというと、「あーなんか燻すやつですか?」

と言われたり(゜-゜)…。

 

ナチュロパスの資格を取るための勉強も

結構大変なのですが、あまり知られていなかったりするし…。

(詳しくはこちらをお読みください)

 

そこで、皆様の少しでもナチュロパスって何?

の疑問を払拭できることを祈りつつ

ナチュロパスの基本的な概念からお話します。

 

いくつかある概念の中の核となるものは、まず

人間には、自分自身で治ろうとする治癒力が自然に備わっている

ということ。そこで、体調不良や何らかの病気にかかったときには、

何らかの理由や要因で、体の機能のバランスがくずれて、

治癒力が落ちていると考えます。

そこで、ナチュロパスの療法は、自然に存在しているものを

利用し、その自然が持つ治癒力を利用し、自分自身が持つ

治癒力を高めることを中心にしていきます。

 

そして一体なぜ、このような症状が起こるようになったのか

という原因を探ります。

それには、体の機能に対して、妨げになっているもの、

不足しているもの、または摂りすぎているものがないかを探っていきます。

そのためには、丁寧な問診と必要であれば検査も行います。

 

ナチュロパスの問診は1時間から1時間30分。

その間、現在起こっている症状に関する質問をはじめ、

ご本人とご家族の病歴、生活習慣、食生活、嗜好品、

ストレスや精神的な状態、体全体の機能など、

細かく問診します。

問診を通して、その人の今まで生きてきた人生を

垣間見ることもしばしば。

療法をまだ決めていないのに、問診でいろいろ話しただけで、

すっきりした という方もいらっしゃいます。

 

今まであったこともない赤の他人の私に、

健康のことだけではなく、人生の喜怒哀楽を

洗いざらい話くれるクライアントさんにとって、

赤の他人だからこそ、話せるということもあるのかもしれません。

 

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そして、問診や検査結果をもとに、症状の改善をはじめ、

原因に対して、対処します。

 

ナチュロパスの特徴でもある、複数の療法を組み合わせる

というアプローチで、体調の改善を図ります。

 

ナチュロパスで、主に用いられる療法ですが、

*ハーブ療法(植物療法)

*フラワーエッセンス

*ホメオパシー

*栄養療法

*食事療法

*生活改善の指導

など、クライアントさんお一人お一人にあわせ、

できるだけ体にとって負担にならないレメディーを選び処方します。

 

You are what you eat - 食があなた自身を作る

これは、私がはじめて受けた栄養学の授業のときに、

先生から聞いたことです。

ナチュロパスのコンサルテーションを通じて、

食事改善や、生活習慣の改善などをすることによって、

多くのクライアントさんは、ご自身の健康や

今まで続けてきた習慣などを見直すきっかけになります。

それは、自分自身の健康に対して、責任をもつ、

ということにもつながります。

 

ナチュロパスの役割はあくまでもファシリテーターでいること。

ファシリテーターとは、促進する人、世話人などと訳されますが

そのファシリテーターであるナチュロパスの役割は、

クライアントさんと「共にある」ということ。

つまり、クライアントさんが、ご自身の健康について

自分の治癒力に気づき、病気になりにくい体作りを

していくその過程を援助していく付添人になることだと思います。

 

ナチュロパスの療法は、様々な症状に対応しています。

(詳しくはプロフィールのページを参照ください)
ナチュロパス療法は、代替医療や、補完医療、また最近では

補完的健康アプローチなどというものに分類されていますが、

現代医学と統合することによって、

現代医療の治療効果を高めたり、薬の副作用の軽減など
プラス面が多くあると、私は思います。

自然療法は、エビデンス(臨床研究による効能や効果を証明する科学的根拠)が

あまりないということを、現代医療側から言われているのですが、

自然療法、とくにハーブ療法や、栄養療法に関しては、多くの研究発表が

なされており、ナチュロパスもよりエビデンスに基づいた療法を

選んでいくことを実践しています。

 

現代医療と自然療法が相対するのではなく、

うまく統合して、患者1人1人にあった治療ができるような

統合医療がもっと増えるといいなあ と思います。

 

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