春の終わり | 猫畜生日記とつんたんか

猫畜生日記とつんたんか

はじめまして。
ねこちくです。
またの名をつんと申します。
昔は「中森つん」なんて呼ばれていました。
書くことを見つけながら、書いていきます。



身震いのひとつ許さずいた春の終わり間際にタオルをたたむ



暦の上では初夏になりましたね。新しい時代も始まり、世間の瑞々しさを感じます。

我が家では何度目かの母の緩和入院につき、見舞い見舞いの日々です。今回はひどく気落ちしていて「もう充分生きた」「もう無理だ」「お母さんのことが終わったらあなたは好きに生きて」と何度も繰り返し言っています。数ヵ月前にもその状況はあったので、半信半疑で受けとめています。

やっと終わると思うと、悲しみより安堵が先に来てしまい、人として駄目なのかと悩んだりもしましたが、世の中に介護殺人がある以上、この二年半にも渡る自己犠牲の時間を正気でいろと言うほうが無理な話です。

すべてが終わったらなにをしよう。恋人から家族になって、猫たちが穏やかで健やかで幸せに長生きできる、そんな毎日を過ごしたい。特別な日は時々でいい。なにもない日がずっと続きますように。

(自分の経過観察のものと向き合い、治療していかなければ)