私は小さい頃本が大好きで、大きくなったら
本屋さんになりたいと思っていた。

小学校の1年2年3年の通知表。
先生の所見には「休み時間はいつも黙って本を読んでいます。お友達と一緒に遊びましょう」と書いてあった。

今では信じられないけど。
まあ、人格って変わるさ。笑



大人になってからも本は好きで、本屋さんにに入るとワクワク、2〜3時間は平気で過ごしてました。3時間立ち読みしてるわけじゃないですよにやり
本棚の背表紙見てるだけでもワクワクしてるの。


けどネット環境が発達してきて、いつも手にしていた本は、いつの間にかiPhoneの画面になり、めったに紙の表紙は開かなくなった。

新しい本を手に入れた時の、小さな楽しみも
いつの間にか忘れてしまっていたな。



『The Booksellers 』という映画を観に行ってそんな事を思い出した。

この映画も、そんな廃れゆくアメリカの本屋業界、ブックセラーズ達を丁寧なインタビューと街に佇む古くからある本屋さんの風景を映しながら。

移りゆく時代を、一旦無くしたら次はもう無いよと言いたげに描写しつつ、今でも本に執念を燃やすブックセラーズ達の魅力とユーモア溢れる様子を描きだしていました。


やー、いい映画だった。

変わって行くもの、無くなっていく古い素敵なもの達。

いま私は駆け出しの音楽活動していますが、それはその音楽の周辺にも訪れて来てます。


いろいろ考えさせられる映画でした。


最後に作家のフラン・ラボウィッツが私の愛するDavid Bowieとのエピソードを語るシーンがサプライズで、ご縁を感じちゃった。ニコ


ええよね。この人面白い。




めったに買わないけど、パンフ買った。