”やっぱりね!食と心は繋がってる” | 神戸 六甲道の自然派フレンチ ビストロ ヒマワリのオープンキッチンから 

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こんにちは

ビストロ ヒマワリの
後藤 聖名(ごとう みな)です。

今朝 イギリスの自然栄養療法士の
一美 キンロス   さんとFacebookの
コメントで
会話をしていまして、その中で
大きな気付きがあったんです。

その会話を
自然栄養療法を一緒に学んだ
小松明美さんが 読んで下さり、
ブログ記事にして下さったので 
最後にシェアしますね。

話は
食を変えたら 考え方も変わった。
食と考え方は 相互に影響し合っている。
という 私と一美さんの
共通の経験談から始まりました。


身の回りに
病気で 明らかに食を変えないといけないのに 変えられない人が沢山いて、
というか 私も含めて みんな 
苦手なんだと思うのですが。。

例えば お酒や甘いもの、カフェインなど
やめた方が良いのはわかっていても
そういうものに依存している人って
とても多いんですよね。

特に 家族とか 親しい人の場合
病気なのに
それまでの良くない食事を
変えられないのを見るにつけ、
辛いなあと いつも思っていて、

何故なんだろう。
やめたら良くなるのが分かっているのに
どうして やめられないんだろうか。
って ずっと悲しく思っていたんです。

そうしたら 一美さんが
ひと言、「愛じゃないですか?」と。


そして ………ちょっとだけ考えたら


あっそうかー!
と ものすごく納得出来たんです。

みんな「自分への愛」が
足りないのかも知れないなあと
思ったんです。


「自分への愛」という表現が
分かりにくいかも知れませんが
ありのままの自分を認める。
という事です。


私ごとですが
実は少し前に
ある大きな気付きがあったんです。

うちの息子の話ですが 
放ったらかしで育てたせいか
とてもクールで、自立しています。

彼の心の中を開けて調べた訳ではないので
定かではないですが
中学校の時以降は 私が 運動会にも
授業参観にも 行ってないのですが
何にも言わないんです。
中学校は 卒業式にも行かなかったくらいです。

部活の事も進路の事も 親に相談なく
サッサと自分で決めてしまいます。



今どきのお母様方は子どもが 高校生になっても学校行事に参加される中で
自分の親は ちっとも来てくれない。とか
寂しいとか思わないんだろうか?
って気になって 本人に
聞いてみたんですが
「別に。どっちでもいいし。」
と、サラッとしています。

言い訳になりますが他の部分、気持ちの方だけでも出来る限りフォローしているつもりではいます。


一方で 私自身の話です。

両親が共働きだったので 小学生の頃、
運動会に誰も来てくれなくて
職員室で お弁当を食べた事を 私は
大人になっても それをずっと覚えていたんです。
仕事があって 仕方がないって
今なら充分に分かっているはずなのに 
寂しかった気持ちを引きずっていたんです。

大学卒業して就職の時、母の過干渉を重く感じて実家を離れました。
自分では 自立していたつもりでしたが
自分では気づいていなかったけれど
私は 母に ずーっと甘えていたんだわ。

あーしてくれたらよかったのに。
というのって、甘えてたからなんだなあ。

それに比べて我が息子は
なんて大人なんだ〜!

これに気づいたときに
私の心の中で 何かが大きく変化しました。

涙が止まりませんでした。

母に対しての不満や
寂しかった気持ちから
「ずっと甘えさせてくれてありがとう!」
に変わった瞬間でした。

50歳を目前にして 今更ですが
すこーし大人になれたかな?

人それぞれ、気付きの速度も順番も違うと思いますが 私の場合、食を変えてからは
目まぐるしい速度で 依存心から卒業して
自立心へ と変わっていったたような気がしています。

自分を認めて、信じて、安心することが
出来たら 訳も分からない不安や恐怖という 不安定な心からも
卒業出来るように思えます。


自分の身体に良い食べ物を選んで
良い気持ちになるという事は
自分だけの為ではありません。

自分の周りにいる人にも
大きな影響を与えます。


実際 私も 昔、
息子にガミガミ、キーキーと
しょっちゅう言っていたのですが

最近では 少しずつ 息子を信頼しようと思えるようになりました。

拙い文章ですが
どなたかの お役に立てると良いなあと思います。