深夜2時半出発。途中フード買い出し、飯舘村通行証の受け取りをして、10時ごろ都路へ。出張所のある福島市からなら飯舘村が近いのですが、給餌を始めると夢中になって時間いっぱい使ってしまうため、最初に都路に行く事にしました。


前々から寄ってみたかった、Mさん宅。

20年前に埼玉から都路へ移住し、長年愛護活動をされています。


保護したり、引き取ったりした犬7頭、猫8匹と暮らしていらっしゃいます。中大型犬ですが、全て室内飼育です!素晴らしい!

以前からの愛護活動に加え、現在は避難している近隣の犬の散歩、給餌もして下さっています。

虐待され、道端に捨てられていたという、猫のぴーちゃん。壊死のため切断手術を受け、今は脚が1本しか残っていません。

それでも同情する余地は全くなく、活力に溢れた目をしています。残った脚とお尻で上手に移動し、ジャンプで椅子の上にも飛び上がれるんです!

つらい思いをしたのにどんな猫とも仲良くでき、初対面の俺にもゴロゴロ。。。


Mさんの愛情の賜物ですね。他の猫たちも皆穏やかな性格で犬たちは元気一杯です。



愛護初心者の俺に色んな話をして下さいました。


※「災害時、行政は仮設や借り上げ住宅にペットと一緒に避難できるよう協力を要請する事ができる」

それならOKな所とNGな所があるのってオカシイですよね。


※「犬は繋いだままだと「係留ノイローゼ」になってしまう場合がある」


飯舘にも都路にも係留犬、いますよね。ワイヤーが張られて、ある程度自由のきく子はまだ良いのですが、短い鎖の子も。。。避難中だから散歩できないだけなのか、震災前から繋ぎっぱなしなのか。。。



Mさん宅で長居してしまいました。お昼食べていってと言って下さいましたが、ごめんなさい、これから給餌行かなきゃなのでと出発。


俺「フード持ってきたので使ってください」


Mさん「そんな申し訳ないので受け取れません」


俺「それじゃあ支援金だけでも」


Mさん「そんな悪いので受け取れません」


最後にようやく、フード1袋だけ受け取ってくれましたf^_^;


支援金は途中で思いついた裏ワザで渡しましたけどね( ̄▽ ̄)


秋田君、いのきちゃんの所にも行く予定でしたが、時間の関係でスルー。(翌日TURAさんが行って下さっています)葛尾に向かいました。