lこんにちは!京都市の絵画講師ニガムシカミコです!
最近、寝る前の趣味として取り組んでいるのが…
油絵の制作
出産前はたま〜〜に描いていたのですが
産後はいつ泣いて呼ばれるか分からないという日々の緊迫感や、毒性や片付けにくさの心配から全く触らなくなり…油絵道具は処分して絵筆をパステルに持ち替えるようになりました。
ですが先日娘が8歳になってから、ふつふつと油彩欲が帰ってきて、最低限の道具を買い直して制作を再開させました
赤で下塗りしてみました。
2日後、完全乾燥したので、黄色を重ねてみました。油絵は乾燥に時間がかかるのが生き急いでいた若い頃にはネックでしたが、今は数日おきに30分程度手を入れるペースがちょうどいい気分転換になって良いです
ついでに、他のミニキャンバスにも下塗り。
翌日は青い層を重ねてみました。
翌日は、その上にまた赤い層を重ね塗り…
ただ赤を塗るより深みが出たと思います
ミニキャンバスにも赤で重ね塗り。
買った赤が思っていた感じと違ったので、本日さらに買い足してみました。
オイルや油壺も。
…「必要最低限の道具でやる」というコンセプトが崩れてきました
油絵具はチューブにこのようなアルファベットの表記があり…
何かというと絵の具の(値段の)グレードです
「A」が1番安く…数百円単位で価格が上がります
欲しい色を追求しようとすると思わず値段が上がり、適当に買うと絵のイメージに合わなかったりのジレンマが…油絵の醍醐味の一つかもしれません
油絵具売り場のチューブの数は圧巻、価格もピンキリ、溶き油の種類や調合による効果も無限大で…文具とか道具を揃えたり凝ったりする人や、化学反応を色々試すのが好きな人にとっては、油絵はまさに沼なジャンルだと思います!
でもそこが他の絵の具にはない魅力なんですよね
産後に始めたパステルは午前中の冴えた頭で一筆入魂で緊張感を持って描いていましたが、油絵は夜中のマッタリとした時間にベンジン臭にラリりながら実験気分で描いたり消したりするのが晩酌めいててリラックスできていい感じです
ちなみに、私のパステル画はこんな感じです!↓
今まで、油絵は色々な意味で危ないので子どもの前で描くなんてありえない!という感覚でしたが
気付けばコハルももう8歳。
絵を描く母の隣で、ぐずったり邪魔したりせず自分の絵を大人しく描けるようになりました。
母の画材に興味を持ったので、油絵を教えてみました
↑上の写真は、油絵のためのアイデアスケッチをするコハル。
下塗りをするコハル。
キャンバスやハケの独自の感覚に
「油絵たのしーーーーい!!」
と大はしゃぎでした。
これから春休みですので、少しずつ加筆していければいいなと思います
水彩絵具やクレパスや色鉛筆など下が透ける画材しか知らない子どもにとって、「不透明、透明を調節しながら色の層を重ねていく」という感覚は表現の幅を広げてくれるんじゃないかと期待です
↑最初に始められる場合は、こんな感じに一通り揃ったセットが良さそうですね
(私はバラで買い揃えてみたけど、結局お買い得にはならなかったような)
絵のオンラインレッスンは今のところこちらの色鉛筆画のみですが…↓
調子が出たら、油絵レッスンも設定してみたいな〜なんて夢を広げています
↑色鉛筆画レッスンのサンプルです
ご縁がありましたらよろしくお願いいたします。