劇団扉座「新浄瑠璃 百鬼丸」、ありがとうございました! | Takeshi Niihara official blog

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劇団扉座所属。
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劇団扉座「新浄瑠璃 百鬼丸〜手塚治虫「どろろ」より〜」

全公演、無事に終えることが出来ました( ^ω^ )



ご観劇いただきました皆様、誠にありがとうございました。

関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。



座・高円寺で幕を開けた百鬼丸。

東北各地の演劇鑑賞会にお呼びいただき、東をめぐり。

美浜と、そして厚木で千秋楽を迎えることが出来ました。



高円寺では、連日満席のお客様の前で芝居が出来る有り難さがありました。

たくさんの友達、仲間、家族、応援してくださる皆様に観てもらえて、毎日感謝でございました。



東北公演では、各地の演鑑の方の扉座を迎えてくださるおもてなしに、日々の疲れが癒されました。

そして何より、芝居を楽しみに来てくださる熱気に、毎日芝居が楽しいなと、心から思う毎日でした。



美浜では、待ってたぞという気持ちを客席からひしひしと感じた公演となり。



厚木では、大きなホールにたくさんのたくさんの方が詰め掛けてくださり。

お祭りのような雰囲気もあり。

しっかりとしっかりと芝居を観てくださり。

高円寺でまた新たに産まれた百鬼丸という作品が。

東北を経て、美浜を経て、まるで百鬼丸が身体を取り戻すように作品、俳優がたくさんのものを得て戻って来た姿を観ていただけるような。

そんな最後でした。。



普段の劇団公演では、ひと月稽古をして、一週間ほどで公演が終わります。

今回は旅があったので、稽古をひと月してから、作品と役をひと月も自分で持っていられるのは、とても贅沢なことで、有り難いことです。

また、劇団員みんなで過ごす時間も長く、楽しいことも苦しいことも一緒に経験をして行く時間が多く。

その時間が、劇団員の関わりを深めてくれて。

その時間が、板の上の芝居に少しずつでも良い影響を出していたんじゃないかなと思います。



今回いただいた、多宝丸という役。

15年前の初演では、茅野さんが演じ。

10年前の再演では、ガンさんが演じました。

今回の衣裳はガンさんが着ていた衣裳をそのまま使わせてもらったので、衣裳を見るとガンさんを思い出しました。

初演の茅野さんは、今でも語り草になっているエピソードがあり。

僕もそれは踏襲したいなと思い、僕の出来る範囲でやらせてもらいました。

オマージュです。



それでは。

ありがとうございました( ^ω^ )