最近、我が MDH でも結婚する人が増えてまいりましてね。

 

CC:hmmlargeart

 

必然的に家庭の話になったりするのですが、

家事分担はもちろんメジャーな話題です。

 

家事分担は家庭の火種第一位(小越家調べ)であるにも関わらず、

誤解されている部分が多いので今回この記事を書く事にいたしました。

 

家事分担については私言いたいことがふたつありまして、

ひとつは掲題の通りです。

 

いまひとつは「家事分担とは領土紛争である」ということでございます。

ですが、こちらは後稿にゆずります。

 

さて、それでは本題に入りましょう。

家事分担についてあるあるな衝突は例えばこんなものです。

とある休日。

 

あなたは朝から子供を公園に連れて行きます。

帰ってきてお昼ご飯を作ります。食べ終わったら片付けもそぞろに

部屋を片付け始める。

 

今日は夕飯も作ろうかな。

 

洗濯と子供のお風呂は休日も妻のタスクと決めたわけだし。

俺の役割終わり!

 

さぁ、ゲームをしよう。

 

そして、ゲームが佳境に入ってきたその瞬間、

お風呂場から妻の怒号が聞こえる---。

 

「ゲームばっかりやってないで、ちょっとは手伝ってよ!!!!!」

 

ゲ、ゲームばっかり?今日お昼作ったの俺よ?

公園行ってる間休めたでしょ?

ちょっとは手伝ってよ!ってそれ君のぶんじゃん。。。

 

「ばっかりってなんだよ!!!今日は(以下略)」

 

はい、アウトー。

 

私もそうですけど、こういう時って男性はこう考えるんですね。

 

「分担は決めたじゃない。そんで俺は分担してるものはちゃんとやってるじゃん。

 手伝わないことはないけど、そこちゃんと認めてよ」

 

はい、アウトー、ダブルプレイ。

 

私も理解まで時間かかりましたが、こういう場合あなたの奥さんが求めているのは、

瞬間の大変さの軽減

なのです。

 

わかりやすくいうと、

「いま私、こんだけ大変なんだけど、お前何やってるわけ?」

という魂の叫びです。

 

家事の分担と言うから分かりづらいのですが、

その実、うちの奥さんの場合は一番怒ってるのはこれです。

 

じゃぁ、なんで誤解してしまうのか?それはこう言われるからです。

「私ばっかり家事してるじゃない!!!!!」

 

そう考えると男性はこう考えます。

 

「ああ、確かに俺が負担してる家事って少ないかもな。

 今度から○○も俺がやろう」

 

はい、アウトー、スリーアウト、チェンジー。

 

そもそも怒ってる時の奥さんと、普段の奥さんは別人です。

サイヤ人と大猿くらい別人です。

 

なので、怒ってる奥さんに対応して普段どうするか?を変えても無駄です。

で、怒ってる奥さんは今この瞬間、あなたにとにかく手伝えと言っているのです。

 

ですので、

 

家事分担について重要なのは、

「大変そうな時にさっと手伝う」ことなのです。

 

そもそもの話、女性はキャパの範囲内であれば処理能力が高い人が多いです。

ですので、キャパの範囲しか家事がなければおそらく難なくできると思います。

 

問題は、多くのことが重なって余裕がなくなった時。

この時に普段通りにしてたりすると「何してんだよ!」って言われます。

多分、普段の家事分担が9:1で旦那のほうが多くても言われます。

 

ですので、家事分担を決めてもいいですが、

一番大切なのは大変そうな時にさらっと手伝う。

(子供は俺見てるから洗い物やっちゃってー)

 

この点を忘れないようにしていただきたいと思います。

 

男性は普段の家事の割合で公平さを考えますが、

それと瞬間の大変さは別物なのです。