アリババでおなじみのジャック・マーの著作から。

 

ジャック・マー アリババの経営哲学
張燕
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2014-12-26)
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まだ、三分の二を読み終えたくらいのところなのですが、

タイトルのフレーズがかなりびっくりというか、すごいなと思いまして。

 

これ、どんな時にジャック・マーが言ったかというと、

アリババを作った時の最初期メンバー17人に向かって、

創業直後なんです。

 

この後には、「ある一定以上の規模になったら、

優秀な人を外部から迎えるよ」とも言うんですね。

 

実際、創業社長の人の著作を読むと、

最初期メンバーに「会社の拡大と共に自動的に偉くなる」、

というのをやめてもらい、能力相応の地位についてもらう、

という決断エピソードは確かに出てきます。

 

また、上記のような対応をしなかった為にトラブルになるので、

会社の成長に自分の成長が追いつかない人は、

感謝はしながらジョブサイズはそこで止めましょう。みたいな話。

 

でも、最初期にこれを言ったってのは初めてみた

気がしましたのでちょっとしびれました。

 

最初のメンバーと必死にやっていくフェーズで、

その先の先を見てなんてことを言ってるんだと。

 

ちなみに、これ実際にそうしたらしいんですが、

重要なポジションに誰もつけてないかというとそうではなくて、

メンバーのひとりの孫さんという方はタオバオの立ち上げに

抜擢されて、社長になっています。

 

残りも読むのが楽しみです。