昨日とある会食がありまして、
そこで出た話題なんですが、「辞めさせ方」って重要ですよねっていう。
もちろんこれ、前提に「辞め方」があるので、
ド競合に行きますとか、重要PJTのまっ只中に無責任にやめまーすとかは、
すっげー怒られて当然だ、と思います。
後、辞めるって言い出すのが直前すぎる、とか。
そういうのもやっぱりきちんと怒るべきだと思います。
ただ、自分のチームからメンバーが抜ける時って何に注意しないと
いけないかと言うと、
退職者をどう送り出すかを残ってるメンバーが結構見ている
って事なんですよね。
「あ、なんか八つ当たり気味に切れるんだ」
とか
「成果出してた人にはやっぱちゃんと報いて、応援するんだな」
みたいな。
繰り返しですが、「辞め方」ってのもあるので、
ひどい辞め方をした人はそれはそれでしっかり怒るべきだと思いますし、
「筋がちゃんとしてないと、あの人怒るんだな」みたいのは伝えるべきだと
思っています。
ただ、僕自身がやってしまった経験があるんですが、
翻意を促しているうちにだんだん腹がたってきて怒り出すとか、
これ以上の対話は意味が無いと自分でも分かりながら呪詛を吐いてしまう、
みたいのって今思い返しても単に理不尽だし、
「この人、土壇場でストレスかかるとこんなふうに振る舞うんだな」
っていう印象で見られるようになったりします。
イグジットインタビューや退職者のマネジメントは
どちらかと言うと今後も一緒に仕事をする人との関係性において、
結構重要じゃないでしょうか。
という話でした。