昨日、飲んでる時にした話です。

 

CC:Apollo Scribe

 

私がチームビルドする時に、どういう視点でやっているのかというのを

昨日話したのですが、基本的に、

 

・成長を前提にしない

・強みを発揮できる事をやってもらう、できない事をやらせない

 

です。

 

もちろん元々はそうではなくて、

どちらかというとチームに対してロールがあり、

そのロールに対して足りないとしても頑張って下さい。

 

その欠点は克服して下さい。

というスタンスでした。

 

ただ、やるとわかるんですけど、これパフォーマンスがめっちゃ落ちるんですよ。

 

マネージャーはマネジメントコストがとてもかかる。

メンバーは不得意な事もやらないといけないから得意な領域に時間使えない。

みたいな感じで。

 

少人数のチームだとまだマシですが、50名をこえて100名規模になってくると

そういうスタンスのマネジメントは不可能です。

 

なので、今は僕自身も得意じゃないことはやらないし、

メンバーにも不得手な事をやらせません。

 

向いてないなと感じたら割とあっさりロールやミッションを変えます。

 

そして、成長もあまり前提にしてません。

 

これは表現が難しいのですが、成長してくれたら超ラッキー、

その人のアベレージだとして、何ができるかからチームを作る。

という事です。

 

面白いんですけど、ちゃんとハマると成果が出て、

結局そっちのほうが成長したりします。

 

こういうふうにやると、チームに必要なロールに対して人が足りなかったりするん

ですが、その時は採用するか、自分でそこをカバーします。

 

そして、ヒト・モノ・カネが全部充実してるチームを受け持てる事は

ほとんどありませんので、大体いつも採用をしている事になります。

 

特に自責なタイプのマネージャーはメンバーにも自責を期待して、

怒ったり、失望したり、神経をすり減らしたりすると思うのですが、

一回、「得意な事しかやらせない」に振り切ると

コミュニケーションコストが劇的に下がって、やってる事は減ってるはずなのに、

物事がうまく進むようになるのでおすすめです。