ちょっと前になりますが、SSS総会で僕の部署でヘッダービディング事業を

責任者として立ち上げている有松くんが12月度のベストルーキーを受賞しました。

 

 

賞をいただきありがとうございます。有松くんおめでとうございます。

 

この事業は自社プロダクト以外への理解度やテクニカルな事が多く、

難易度が高めなのですが、ようやく成長の兆しが見えてきて、来Qには

AJAの中でも軽視できない売上のプロダクトに育ちそうです。

 

聞いてないですが、責任者の有松くんも手応えを感じ始めていると思います。

 

もちろん、サイバーエージェント全社からすれば吹けば飛ぶような金額ですが、

この「自分でプロダクトを伸ばす経験」というのは確実に財産になります。

 

新プロダクトは、まずそもそも兆しを探すところから始まります。

 

既に売上があるプロダクトを横目に、「誤差」と言われるような売上の中、

自分が信じているPDCAを回して、期限がきたらゲームオーバー。

 

そういう鬱々としたプレッシャーの中で試行錯誤するのです。

 

そして、兆しを掴んで売上が伸びていくと、

関心を持つ人が増えて、気が楽になり、発言が通るようになり、雑音が耳に入らなくなり、

というふうに急に好循環していきます。

 

まるで、今まで暗く見えていた周りに一気に光が指すような感覚です。

売上は、全てを潤す。という言葉が沁みる瞬間です。

 

で、つかの間の楽しさを味わっているとさらなる課題や成長機会が

見えてきて、また、鬱々とした日に戻る。このループです。

 

何が言いたいかと言うと、これは、プロダクトを伸ばさないと手に入らない経験です。

 

本を何冊読もうが、新規事業を100回やろうが伸びるのと伸びないのでは

話が全く違います。

 

当たり前ですが、成長にともなう課題は成長させた人で無いと経験しないのです。

 

ですので、事業をやりたい、新プロダクトをやりたいと望む人は

自分の上司やメンターとなる人のトラックレコードを確認して、

自分がイメージするような規模の経験をしている人と一緒に働く事を

選ぶと成長が早いと思います。

 

っていう話を事業をやりたいと言っている人にこの間しました。

という長い回想でした。

 

ともあれ有松くん、おめでとうございます。