実はこの二つの記事、内容は連動しています。

 

股関節の伸展可動域が足りなく、骨盤が後傾している状態下では、腰椎の可動域も低くなり、つまりは腰が硬くなり、

肋骨の関節可動域も悪くなってしまいます。

 

股関節の伸展可動域を拡張することで背骨全体の動きが柔らかく変わり、肋骨を動かしやすくなるということです。

 

で、脚を動かす際の日常のすべての動きに股関節の伸展の動きを組み込んで、身体の使い方を徹底的に変えてみました。

変えてからすでに2週間ほど経ちますが、

・太もも周りが劇手に細く締まってきた

・首(頸椎)周りが凄く楽に動くようになった(ロベットブラザーによる連動)

・下っ腹のお肉が無くなった

・お尻の肉が締まり、プリケツへと変化してきた

等々の変化が起こっています。

 

で、今回お伝えしたいのは、

【腹筋の収縮も動きに組み込む】

という話。

伸展可動域を鍛えると、骨盤の角度が変わり、腰椎の反り方、反らせ方(重力に頼って反り腰にするのではなく、腸腰筋を使って反らせる)にも変化が出ます。

その際に腹直筋を使って肋骨下部を抑え込まなければ、肋骨が思いのほか出っ張ってしまいます。

 

関節の可動域を、角度を一つ変えることで、全身の使い方のバランスを調整する必要があるということ。

 

股関節の伸展可動域を鍛えることは、それらすべての骨格、関節の形状変化を起こすスイッチであり、同時に弱体化は骨格や関節をロックしてしまうスイッチでもあるということです。

 

 

股関節の伸展可動域が納得いくレベルまで来ると、骨盤は勝手に立てて使えるようになります。

そして腸骨筋、大腰筋も使えるように変化します。

 

ただそこに腹筋群の収縮を加えなければ、胸骨が上がったままになったり、肋骨下部が開きやすい状態となってしまう。

腹筋群を用いて、肋骨下部を閉じ、胸骨を下げることで、今度は肩甲骨の可動域、正しい位置へと修正することが可能になります。

 

というわけで、かなり理想に近い身体になってきました(`・ω・´)

ブログを始めて12年くらい経ちますが・・・・ようやく納得のいく身体に進化出来ました(*´з`)

理想は高い方だと思いますが(/ω\)

 

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【肋骨下部の出っ張りの修正の仕方】

という大事な部分を書くことを忘れておりました(;´・ω・)笑

 

ただこれは構造を理解しないと難しいのでまずは前の記事で肋骨の形や可動域を理解してからスタートです。

 

1,肋骨が出っ張らない角度まで背骨を曲げ、あえて猫背にして肋骨のでっぱりを消す

2.その状態を腹筋群を使い固定しつつ、腰椎と頸椎(腰と首)だけを反らせる

 

というのが第1段階です。

腰が硬いのは股関節の伸展可動域を鍛え、腰を柔らかく使えるようにしてください。

こんなストレッチが有効。

片方だけ出っ張りがある方は、肋骨、背骨に捻じれが生じています。

構造を理解し、捻じれを逆方向へねじって修正を。

まずは背骨の連動パターンを理解しましょう。

この動きは万人共通のシステムですので、

例えば首の硬さは腰の硬さであると言えますし、腰(腰椎)が曲がれば首(頸椎)はストレートネックになってしまうということです。

 

片方だけのでっぱり修正はちょっと複雑になるのでまた別の記事で書くことにします。

まずは知識を増やし基礎からやってみましょう\( 'ω')/