どこの筋膜を剥がすか?

 

というのは、今回は減量目的であるので、落としたい箇所の筋膜、筋肉を剥がしていくわけです。

 

で、各箇所を自分自身でくまなく剥がしながらチェックしていくわけですが、

 

その箇所を箇条書きで。

 

【骨盤から殿筋を剥がす】

骨盤に結合する筋肉の中で、大中殿筋、梨状筋を丁寧に剥がしていく。

剥がす上でのコツは、骨の形を覚え、把握し、しっかりイメージして丁寧に剥がすこと。

殿筋を剥がす際は、肉の厚みや癒着具合、硬化具合によってかなり握力を使うケースが多い。

 

また、このお尻の筋肉の硬化、癒着が腰痛につながるケースも少なくないので、

腰痛に悩まされているような人はこの殿筋を丁寧に剥がすことで改善されることにもなります。

 

しっかり剥がれると、お尻が柔らかくなり、落ちやすい脂肪へと変化していきます。

 

【腰椎周り全般を剥がす】

腰椎周りで剥がすときは、骨盤の上部である腸骨稜(ちょうこつりょう)に結合する筋肉群をメインに剥がしていくと脂肪は柔らかくなります。。

主に腰方形筋、あとは大腰筋、腹側筋、腹横筋等々。硬くなっていて、癒着が激しいところをしっかりと剥がす。

いうまでもなくお腹周り、ウェストラインが総統変化します。

また、腸骨稜のラインをヤコビーラインとも言います。

 

 

 

 

 

【頬骨から剥がす】

頬骨周りは肉が定着しやすく、糖化しやす箇所。

大小頬筋や、目じりのライン、併せて眼球周りの骨も加圧すると目元がすっきりします。

【三角筋を剥がす】

三角筋は前部、側部、後部と機能が分かれます。日常の使い方で発達度合いのバランスが変わるので人それぞれですが、

チェックしながら硬い部分を剥がしていきましょう。

【こめかみ周りを剥がす】

こめかみ周りは側頭筋を剥がすことになります。

こめかみの調節は蝶形骨の傾きの調節にもなったり、連動して仙骨周りの調整にも役立ちます。

意外と忘れがちというか、気が付かない癒着があるので試しにやってみましょう。

 

またこめかみに限らず、顔全体の皮膚(頭皮も出来れば)を剥がすことで顔痩せにつながるのはいうまでもなく。

 

==============

細かく上げればもっとマニアック箇所である

歯茎を剥がす 

後頭下筋群

烏口突起周り

大胸筋、小胸筋、前鋸筋

広背筋、僧帽筋などの肋骨周り肩甲骨周り

脚の大転子周り

など挙げれば全身すべての筋肉を

 

という話になります。

落としたい箇所はとにかく揉む、剥がす、加圧する。

 

で、剥がすと気が付けることがあるのです。

【骨が意識に上がる】

筋肉の緊張が解けると、骨をリアルサイズで意識できるようになります。

逆に言うと、日常的に筋肉が癒着などで硬い場合、筋肉を骨としてイメージして使ってしまう結果、

コラーゲン質が骨のように硬くなる(骨化)という現象が起こり、これも体重増加につながります。

 

これは可逆的なことも言えるのですが、

【骨を知れば(意識に上げれば)筋肉が弛む】

 

という話となり、全然NEW楽して痩せるではなく、旧楽して痩せるの話となります(;´・ω・)w

 

とにかく、楽して痩せるというのは=知識を増やして科学的に痩せる 

ということなのです。

 

運動一切なしに痩せることができます。

基本は入浴ありき。

 

あと寒い時期の方が痩せやすいです。

体温と外気温の差が大きい冬の方が、体温を一定に保つ(ホメオスタシス機能が働く)ために脂肪の燃焼率が上がるためです。

なので脂肪が燃えると水と二酸化炭素と熱量に分解されるため、冬の方が尿の量が多くなるのです。

 

参考までに。