元プロレスラーで格闘家の前田日明さんが
「今のプロレスラーは技を仕掛ける時に
怪我をコントロールすることが出来ないし、
技を受ける側も受け身がうまくない。
投げ技は変な落ち方をすると、一発で一生寝たきりになる」
と動画で発言。
現役のプロレスラーからは
「俺たちは怪我や事故の覚悟を持ってやっている」と
反論したそうだ。
現役プロレスラーならそう言うだろうし、
引退して客観的に見ていたらこう言うだろう…
どっちも納得できるよね。
でもね、プロレスラーの強さとか凄みとかって
技を過激にする以外にも補填できることが
あるような気がする。
僕は猪木さんを神様みたいに思っているけど
前に倍賞美津子さんから伺った話では、
アントニオ猪木さんは家にいる時
ずっと鏡を見ていたそうだ。
それは自分の喜怒哀楽が
いかに一番後ろで試合を見ている観客にまで届くかを
あれこれ研究していたってことで、
要は演技論みたいなことも
猪木さんは意識してたってことだ。
僕はずっとプロレスラーは演技の勉強をした方がいいと
思っているし、
政治家はなぜ話し方教室に通わないんだろうとも
思い続けています。