『北緯40°秋田内陸リゾートカップ  
100キロチャレンジマラソン(第26回)』に行って来た。





朝2時起床。
眠い目をこすりながら、
ウェアにゼッケンを貼ろうとしたら、
ドSと書いてあった。


目をこすりなおした。





表面に安全ピンでゼッケンを止めて、
ウェアを裏面にし、もう一枚のゼッケン。


イタズラだ。。
いつの間に。。



この男がやったに違いない。





いつも一緒に走ってくれる緑のかっちゃん(左)
トウモロコシのみかわくん(右)
どちらも強者のウルトラランナー。


ありがたい。




朝4時半からこの盛り上がり。
1300人ほど。大勢の変態だ。
皆さん強くて優しい方々ばかり。


パワーをもらってスタート。







夜が明けて、日がさしてきた。
サングラスを装着。
鼻あての、鼻クリップのような部分がなかった。
どこかで落としたらしい。


ショック。
普段の雑さが出た。




買ったばかりで、とても視界がクリアに見えるので、つけるのを楽しみにしていた。





ずり落ちてくるサングラスを
頬骨で支えながら数キロ踏ん張ってみた。




無理だ。
頬の筋肉がプルプルいい出した。
頬の筋肉なんて鍛えてこなかった。。





肉眼に切り替えた。
山の景色は綺麗だった。



上り坂だなと気づき始めた。


ここも上り坂なんだなと思った。


どこまで上るんだと泣きそうになった。


「湿度と、暑さがやばくない?私だけ、そう感じるのかな」と言ったら、
緑のかっちゃんが「やばいね」
モロコシのみかわくんが「蒸しますね」と。


。。そうだ。
二人とも仮装だった。
何倍も暑いに違いない。
普通の人の感想が聞きたかった。



そんな中。
写真は全てモロコシくんが撮ってくれた。


いつギブアップしようかと
戦っている中。。↓


緑のかっちゃんが、常にマイナスなことは口にせず騙し騙し、気持ちを支えてくれた。




エイドごとに立ち止まった。
地元の皆さんがたくさん声をかけてくださった。




筋肉ケアスプレーもあった。
緑のかっちゃんと、
なんと、地元の方々があらゆるところにスプレーをかけて下さった。こんなこと始めてだ。


優しくて、優しくて、たまらなく嬉しかったし申し訳なかった。
再び走り出せた。





パンツの中にもスプレーがかかっていた。





患部が尋常じゃなく、スースーした。





「パンツが!パンツがおかしいんだけど!スースーするんだけど!え!誰?え!」と、
走りながら訴えた。




ゴールが近くなってくると、
地元の方々と
大きな太鼓の音が向かえてくれた。





いろんな方々に支えてもらいながら
なんとかゴール出来た。

誠実で気遣いのモロコシみかわくん。


どの大会も必ずゴールに連れて行って来れる
緑のかっちゃん。





ゴール後は、太鼓も叩かせて頂いた。


何人かのランナーさんは、
私のつたない音が混じった太鼓で
ゴールだったはず。本当に大変恐縮だ。。



100キロ女子の部
10時間15分23秒   8位入賞だった。



地元の新聞にも載せて頂いた。

嬉しいなあ。



ベストタイムにはいたらなかったが、
ゴール出来たことが奇跡だった。



友人と、共に走ったランナーの方々、
地元の方々、応援して下さった皆さんに感謝。





楽しかったな。