東京国際フォーラムの
「相田みつを美術館」
に行ってきました
私の実家のトイレの日めくりカレンダーが相田みつをで
元々みつをのコトバに馴染みはあったけど
みつをはどんな人かは知らなかった
元々書家を志したみつをは
この書体にたどり着くため
誰かの真似ではなく
自分独自の「書」を求め
試行錯誤を重ね
苦しみ抜きました
みつをが「世間」から注目されたのが60歳の時(享年67歳)
一つの作品(一枚)を書き上げる為に
何十枚、何百枚と書き直し
部屋中はいつもボツの作品の山
みつをは言います
「書にはすべてが写しだされる 人格も体調もその日の気分も」
みつをは決して
おごらず
気取らず
むしろ自分の弱さ
汚さ
嘘
を見ているこちらが恥ずかしいほどにさらけ出します
それは正に
みつをの「書」の前に立っている
自分の心を見透かされている様に感じます
館内で人目もはばからず
号泣するおばちゃん
みつをの苦しみ抜いた人生から
紡ぎだされたコトバが
美術館の
それぞれのお客さんの
心に染み入ります
実家で出逢えなかった
みつをに出逢えました
そして
私は思いました
「みつをは以外とイケメンなんだなぁ」