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東京国際フォーラムの


「相田みつを美術館」


に行ってきました



私の実家のトイレの日めくりカレンダーが相田みつをで


元々みつをのコトバに馴染みはあったけど


みつをはどんな人かは知らなかった


もう恋なんかしないなんて言わないよ絶対なんて絶対言わないし、そんな事どうでもよくない?-2011021016550001.jpg


元々書家を志したみつをは

この書体にたどり着くため

誰かの真似ではなく


自分独自の「書」を求め


試行錯誤を重ね


苦しみ抜きました


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みつをが「世間」から注目されたのが60歳の時(享年67歳)


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一つの作品(一枚)を書き上げる為に


何十枚、何百枚と書き直し


部屋中はいつもボツの作品の山



みつをは言います



「書にはすべてが写しだされる  人格も体調もその日の気分も」

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みつをは決して



おごらず



気取らず



むしろ自分の弱さ



汚さ







を見ているこちらが恥ずかしいほどにさらけ出します




それは正に




みつをの「書」の前に立っている




自分の心を見透かされている様に感じます





館内で人目もはばからず




号泣するおばちゃん




みつをの苦しみ抜いた人生から




紡ぎだされたコトバが




美術館の




それぞれのお客さんの




心に染み入ります




実家で出逢えなかった




みつをに出逢えました


もう恋なんかしないなんて言わないよ絶対なんて絶対言わないし、そんな事どうでもよくない?-2011021015520000.jpg


そして




私は思いました




「みつをは以外とイケメンなんだなぁ」