お誘いを頂き、神奈川県民ホール「オープンシアター」に行ってきました。東京バレエ団の「ねむれる森の美女」をオーケストラつきで。さらにチケット購入者はダンサー達のクラスレッスン、オケピット、ステージの見学まで出来るというスペシャル企画も。これはもう行くしかないでしょう😊


それでは当日の様子を…
朝9:30には劇場につき、クラスレッスンの見学。バーレッスンの1つ1つの動きにさえ、ため息が出てしまうほど。「レッスンを1日休むと自分にわかり、2日休むと仲間にわかり、3日休むと観客にわかる」というバレリーナの世界。その美しさはやはりレッスンの賜物であることを改めて痛感しました。

その後、小ホールへ移動。重厚なパイプオルガンの音色に酔いしれました。パイプオルガンについてもクイズ形式で、わかりやすく子供達にお話して下さいました。

そして…いよいよ「ねむれる森の美女」案内役のカタラビュットが楽しく、バレエの世界へ導いてくれました。バレエは映画やお芝居のようにセリフがないので、踊りや身振りで物語を伝えることも説明してくれました。

〝子供のための〟とうたっているだけあって、客席から時折可愛いらしい笑い声もおこり、さすがの演出でした。1時間45分の上演時間もあっという間に感じたのではないでしょうか。

また、今回は絵本作家でもある永井郁子さんが舞台美術も担当されており、色彩豊かでメルヘンチックな世界が広がる舞台でした。バレエは音楽、絵画、舞踏が楽しめる芸術ですが、こんなに良心的なお値段で、本物に触れる機会はなかなかありませんね。もっとこのような企画が増えていくとよいですね。ロビーにはダンサー達のお衣装やトウシューズの展示もありました。




まさに芸術三昧✨大人も子供も満足できる素晴らしい内容でした。