イベントが近づき、臨時リハも入ってきました。お忙しい伸子先生がみんなの為に時間を割いて下さる事に、感謝したいですね。特に、七夕祭りの市民ステージ出演のメンバーは、せっかく審査に通ったのですから踊らせて頂けるこの機会に、自分の持っている力を思う存分発揮して下さいね。楽しみにしてます。

いつもよりレッスン量が増えると体への負担も多くなってくるかもしれません。そこで、今回はボディメンテナンスについてです。今はネットにも山ほど情報が溢れている時代…色々な考え方や指導があるようですが、私なりにまとめてみました。良かったら参考にして下さいね。

ダンサーにとって、ストレッチはとても大切です。ポイントははずみをつけず、ゆっくり丁寧に行うこと。もちろん、出来たら良いですが、学校から帰宅後、急いでレッスンにやって来るメンバーがほとんどですね。レッスン前に時間が取れなくても、スタジオに行くまで、早歩きをしたり、エレベーターでなく階段を使うだけでもウォームアップになるそうですよ。また、レッスン前に脇の下をほぐしてリンパマッサージすると、血流が良くなって、体が動きやすくもなるそうです。

実は、レッスン前のストレッチは控えた方が良いという意見もあるようで。大事な足の内ももの筋肉をかえって使えない状態にすることがあるので、レッスン前に横開脚するのだけは、控えた方が良さそうです。いきなり無理はしないこと。上手にアップ出来れば、筋肉にスイッチが入って動きやすくなり、怪我の予防やレッスン中、疲れにくくなることにも繋がります。足裏や足首まわりをほぐす、マッサージも良いと思います。足先にかかる負担は、体重の4倍だというのですから…特にダンスでは、ジャンプやターンをして足を酷使する訳ですから大事にいたわってあげたいですね。

レッスン後も、足まわりのマッサージは必要です。骨と骨のすきまをあけ、筋肉の繊維をほぐしてあげるつもりで、足の甲や足首、ふくらはぎまわりをマッサージしましょう。いくらストレッチが大切と言っても、終わってすぐにペタリと座りこむのは良くないそうです。(これ、たまに私もやってしまってました…)血流が下半身に滞り、むくみの原因にもなるそう…座るストレッチの前に立ったままのクールダウンを入れると、筋肉の疲れ度や質も変わり、次の日に疲れを持ち越しにくくなるそうですよ。レッスンの中でもクールダウンはありますね。難しく考える必要はなく、その場で少し足踏みやルルベで良いそうなので…レッスン終わりのお掃除のモップがけは最適かもしれませんね(^_^)

首、手首、肩、腰、足首などは普段から「まわして」あげましょう。ポイントは、ゆっくり円を描くように…その中でまわしにくかったり滞りを感じる部分はリンパの流れが悪く、捻挫などを引き起こしやすくなっているからだそうです。レッスンが終わってから疲労を感じる部分や熱を持つ部分には痛みがなくてもやはり、冷やすことが大事だそう。伸子先生も言われているアイシングですね。すみやかに、ほぐし、冷やす事で筋肉のリカバリーがグンと早くなります。特にパンパンになりがちなふくらはぎはリンパの流れに沿って、足首からひざ上に沿って、さすりあげるようにもみほぐしてあげてください。

体の成長と共に、かかる負担も大きくなるのは、当然のことですし、体の使い方を意識するようになってきたからこそ、痛みが出てくることもあるかもしれませんね。ケガや故障も、みな通る道ですが、長く楽しくダンスを続けるために…普段のレッスンや生活から自分の体と向き合い、ボディメンテナンスを意識してあげることも必要と思います。お試しください(^_^)