全国50万のクライマーの皆様。



皆様のクライミングシューズは、バクテリアに犯され、生物兵器級の臭さになってはいませんか?



生物兵器がジュネーヴ議定書に反することが原因で、まだまだ使えるシューズを已む無く廃棄してはいませんか?



そうはさせまいとファブリーズまみれにしてしまい、逆に臭くなってはいませんか?



殺菌のため煮洗いしてしまい、シューズの接着剤が溶けて、シューズがバラバラになってはいませんか?





そんな方々のために朗報です。









この"Steri Shoe+(ステリシュープラス)"という商品を使えば、たったの15分で、生物兵器が元のクライミングシューズに早替り。












それでは早速効力を試してみよう。


被験者(?)は、FIVE-TENのVXI。

ブログからでは臭いを伝えることはできんが、説明すると、犬が泡吹いて失神する程度の臭いといったところ。殺傷力はないのでご安心を。










それでは使い方を説明しよう。


なんとなく見た目から使い方がわかりそうなものやが、適当に使うと危険らしいよ。





まずはシューズに入れる本体部のかかとをご覧ください。





To install Scent Pouch, insert fingernail or coin to remove the cover.


へー、そうなのかー、なるほど、そいつはおかしいね、あはは。



で、どーゆー意味?





Google先生に聞くところによると、爪かコインでカバー開けろってこと。


なんだ、それならそうと分かりやすく言ってくれよ。



そもそも、ここ開けて使う仕組みなら、それらしく開きそうなデザインにしといてくれんと、見た目じゃわからんじゃないか。










で、付属の消臭剤を、






中に入れる。


消臭剤は大体三回使えば新しいのに取り替えるペースらしい。


消耗品が嫌いな俺は、無くなり次第、重曹か十円玉で代用するに違いない。











で、本体をシューズに入れる。



女性用のスリッパタイプのシューズの場合、入れるのが困難かもしんない。











更に、シューズを付属の靴袋に入れる。


紫外線を直視すると、目や肌がやられるらしいので、安易にスイッチをいれん方が身のためだそうだ。








注意。靴袋の中で、シューズは直立させておくこと。



かかと下部の黒い部分は安全スイッチになっており、本体の重さによりスイッチが入る仕組みになっているわけなんす。







これで準備は完了。



それではスイッチオン。





ピーピー、
ピーピー…






鳴り止まないビープ音。


完全無欠マニュアルどおりにセッティングしましたよ?


こんなときにはトラブルシューティングのページを確認しよう。


トラブルあってこそ、ブログに書く意味があるってもんだ。










「安全スイッチがしっかり押されていません。」



なぜだ?シューズはしっかりと立っているじゃないか。



こいつも職業柄、原因追求の血が騒ぎだすね。









シューズのかかとの部分を力任せにピンチしながらスイッチを入れると、正しく動いた。





少しでも気を抜けばエラーに逆戻り。





クライミングシューズは足形にピッタリフィットしているため、土踏まずの部分が山になり、かかとの部分が凹んでいて、安全スイッチが接地せーへんせいやった。



クライミングシューズに使用する構想はそもそもなかったってわけか。


Shoe Care Innovations社様、ちゃんと全国50万のクライマーの皆様のことも考えた仕様にしといてくれんと。

ビショップ行ってヒアリングした方がよいよ。





で、解決策は?







セロテープで安全スイッチを固定する。


安全などあったもんじゃないが、犬が泡吹いて失神する危険を考えると、こうでもして消臭する方が世間は安全。








こうして無事に利用が可能。





15分後には、犬が泡吹いて失神するには至らん程度のほのかな臭いを残し、マシにはなっていた。



一年以上は使ってるシューズやからか、もう手遅れやったのかもしれないね。


成長したね、バクテリア。
もう年の瀬ですが、



梟城址の初段課題、サウンズグッド(e)いただきました。



ギリギリ2016年も初段キープ。






で、完登ムービーですが、






原因不明のエラーのせいで、編集できへん。



なんでじゃぁ!久々の完登やのにー!





こいつは職業柄、原因追求の血が騒ぎだすね。



出力ファイル形式によっては、上手く行くこともあるため、メモリの逼迫とみたね。



おのれAppleめ、無償でOSアップグレードなんかさせてくれたおかげで、やたら使い勝手悪くなっちまったじゃないか。



ということで、YouTubeへのアップは、今後根気よくファイル出力し続けて、上手く出来上がり次第ということになるので、翌年に持ち越します。



ちゃんと2016年中に登ったということは事実ですので。