ご訪問ありがとうございます
西村マイです。
今日は、私の運命の出会いについて
書いてみようと思います。
大人ですから笑
機嫌がよくない、とか
気分が乗らない、とか
そんな自分の内面を
全面的に押し出しませんから笑
だって、私の気分がどうであれ
周りの人には関係のない話だから。
が、産後暫くは塞ぎこんでいました…。
カッコ悪いとわかっていても
身体も気力も追い付かない…。
まだ小さな子供に対して怒ったところで
子供が意味が分からないのだから仕方ない
「なんで寝てくれへんのさ…。」
「もう、疲れたわ…。」
なんて呟いた日には
まだ周りが出産していなかったこともあり
「贅沢な悩みや」
「自分が望んで産んだんやろ」
と、母親とはこうあるべき論で応酬されました。
夫も、幼稚園に入園するまでは専業主婦で
いて欲しいとの意向でしたし
自分の気力的にもすぐに仕事を始めることは
難しいと感じました。
夜泣きがひどくて、睡眠不足の毎日は
本当に自分の命を削っているような
感覚さえありました。
寝不足か、ストレスか、授乳による免疫低下か
全部かは定かではありませんが
この頃、熱出してるか咳でてるか
両方かの、ほぼ三択の体調不良で
17キロ増えた体重が、元の体重を
下回るのに５ヶ月もかかりませんでした
気力も体力も磨り減り、公共機関で泣いたり
したらどうしよう、とひきこもりがちになり
大人と全く話す機会がなく
外で仕事をすることも叶わず
知識も何もかも
まだ20代半ばだというのに
衰退の一途を辿るのかと
どんどんふさぎ込む毎日でした。
いやいや。
そんなん、おもんないやん
暫くしたら、飽きました
気分屋さんですから
ずっとひきこもって鬱々としていた私
遠出は厳しくとも、近場の公園などに
意識してお出かけしたら、お友達が沢山できました
そして、
運命の出会いを果たします
徒歩10分ほどの距離に市立図書館がある
ことは知っていましたが、
図書館=純文学しか置いていない
イメージで、産後すぐはもっとライトな
読み物が読みたいわ、と避けていたんです。
その時は、子供の絵本を借りてすぐに
帰るつもりでした。
が、行ってみてびっくりの品揃え
純文学しか置いていないなんてことはなく、
話題の本も実用書も何もかも
大型書店並みの品揃え
しかもね、時代は移り変わっていました
市内全域の蔵書をネット予約
できるという衝撃
これが出来なかったら、予約のために窓口で手続きしたり、一冊ずつ選んだりする訳ですが、
いつスイッチが入るかわからない赤ちゃん抱えての作業の不安さから、ここまで通いつめることはなかったと思います。
市内全域にある本を無料で読み放題…。
ネット予約という神業を手に入れた今、
受けとるだけならば、赤子連れでも
散歩がてら行ける場所
なおかつ子供の機嫌が良かったら、
一緒に絵本を選んだりも出来る。
私の楽園はここにあった
これまでも、読書家の部類に入ったと
思いますが
ここからの私は凄かった笑
毎日、朝から晩まで勉強したり仕事したり
していた私は、その情熱を読書にぶつけました。
読書家といえども、本は買うものと考えた場合
どうしても、予算の問題で欲しいモノすべてを
買える訳ではありませんでしたが
ちなみに家訓は
「知識は財産。本代をケチるべからず。」
図書館は無料なので、金銭面の負担は０
金額に換算した場合、毎月20万円分ほどの
(背表紙の金額)読書を楽しみました。
リッチ～笑
ある時は
お菓子づくりの本を沢山借りて娘と毎日お菓子づくりをしてみたり
またある時は
編み物の本を沢山借りて、娘の服を編んでみたり
好きな作家さんの小説を端から読破してみたり
歴史の勉強をしてみたり
そんな生活をしていたら、本当に
みるみる元気になりました
今は、仕事に行きだしたので
図書館に行くのはだいたい週一回ですが
図書館の存在なくして、今ほどの読書量を
保つのは厳しいと言わざるを得ません。
そんな図書館も税金で運営されているの
ですよね。
税金を納めている以上、使わない手はないですよ～
とはいえ、良質な本を提供していただくための対価は喜んでお支払いしています
今でも、一般的に月々の本代にはお金をかけている方だと思います。
私の人生を変えた運命の出会い
それはまさしく
赤子を抱えた、疲れ果てた若い母親だった
私と、近所の図書館との出会いです。
何か少しでも、参考になりましたら
幸いです
また更新します。
理想の自分、をイラストにしていただきました