102日。


細胞検査の結果を聞くために母の入院する病院へ。


前々日から個室に移っていたので、ほんと久しぶりに母の顔を見た。

体調の波が激しいようで、今日はあまり体調は良くないみたい。


前々日に妹と姪が訪れた後は、体調が良く、看護師さんにも「孫が来てくれた」と嬉しそうに話していたそうなので、やっぱり人と会えていないことが、かなり堪えているのだろう。


細胞検査の結果は、やはり膵臓癌。

それも、やばい部類に入る癌。

胃癌で言うところの、スキルスにあたるものらしい。

極めて悪性の強いもの。


腹水が溜まっていると思われたお腹のはりは、腹水ではなく、転移によるものとのこと。


主治医の先生も驚愕するほど、それほど経験の無いほどのスピードで進行しているらしい。

当初、36か月と伝えられていた残された時間は、1か月とのこと。


母本人には、先生が少しずつ事実を伝えていっているそうだが、どれほど理解しているかはわからない。


でも、まだ気力は残っているようだ。

妹が、

「退院したら歩けるように、足動かしておかなあかんで」

というと、一生懸命に足首を動かす。


そうそう、甥が東京から戻ってきてくれて、顔を見せに行くと、嬉しそうな反応を見せる。

俺への反応は薄いのに

ちょっとショック(笑)