10月2日。
細胞検査の結果を聞くために母の入院する病院へ。
前々日から個室に移っていたので、ほんと久しぶりに母の顔を見た。
体調の波が激しいようで、今日はあまり体調は良くないみたい。
前々日に妹と姪が訪れた後は、体調が良く、看護師さんにも「孫が来てくれた」と嬉しそうに話していたそうなので、やっぱり人と会えていないことが、かなり堪えているのだろう。
細胞検査の結果は、やはり膵臓癌。
それも、やばい部類に入る癌。
胃癌で言うところの、スキルスにあたるものらしい。
極めて悪性の強いもの。
腹水が溜まっていると思われたお腹のはりは、腹水ではなく、転移によるものとのこと。
主治医の先生も驚愕するほど、それほど経験の無いほどのスピードで進行しているらしい。
当初、3〜6か月と伝えられていた残された時間は、1か月とのこと。
母本人には、先生が少しずつ事実を伝えていっているそうだが、どれほど理解しているかはわからない。
でも、まだ気力は残っているようだ。
妹が、
「退院したら歩けるように、足動かしておかなあかんで」
というと、一生懸命に足首を動かす。
そうそう、甥が東京から戻ってきてくれて、顔を見せに行くと、嬉しそうな反応を見せる。
俺への反応は薄いのに…。
ちょっとショック(笑)