私と妹の心配事…。
それは、残された父のこと。
これまで、結婚式や葬儀などで、ボロボロになってしまう父でした。
さらに、歳を重ね、さらに弱くなって、さらにボロボロになってしまうのでは…。
妹と二人で心配していました。
事実、母の死の直後は、病室の椅子から立ち上がることができませんでした。
母の残り時間が少ないことを知らされてから、ずっと父に
「元気でかっこよく、お母さんを見送ってくれ。それが、お父さんのすべきことだから」
と、言い続けて来ました。
父は父で、眠っている母と、
「ワシをまだ呼ばないでくれ。ワシはまだそっちに行くわけにはいかない。まだ、行かないから。」
と約束したそうです。
もっとも、母も父に会うと、ガミガミと文句を言ってしまうので、しばらくは会いたくないでしょうが…(笑)
実際には…。
通夜・告別式を通して、父はボロボロにはなりませんでした。
気丈に喪主としての役割を果たしてくれました。
(遺族代表の挨拶は私に委ねましたが…)
今は一人で家事もこなしています。
母が居た時とウチを同じ状況にするように頑張っています。
私や妹に遠慮するのか、頼らないところがあるので、遠慮せずに頼れと言い聞かせていますし、頼って欲しいと思っています。
近々、妹一家は新居に引っ越すときには、同居する計画となっています。
まずは、その時まで、頑張れよ、オトン!