久々のダイブ系トライアルでした。

それぞれご自身の試合までの課題が明確になったようで、良かったです。

とはいえ、試合までの期間でできることは限られますので、出てきた課題を絞り込んで、当日まで取り組みましょう。

 

「花粉症で体調不良の1週間。アップの{4×50-1"20のDesが上がらず48.0/49.?/48.7/50.0👽😬それに疲労も案外あり、悩みながらメインが始まる。しかし以前言われた通りあまり考えずピッチを上げて泳ぐ。今日は15mと25m通過が今の状態ではしっかり出来た事が◎。刺激が入り集中して泳げた良い練習になりました。」

→結果的には、1本目から積極的に入ることになったのは良かったと思います。これで1段階力が上がりますので。

 

「2週間前のベストタイムより1R目が+1.3、2R目が+2.3でした。大会と同じようなリズムで泳ぐのを心がけたのですが、ご指摘いただいた通り呼吸時のリズムがしっくりきませんでした。試合形式で泳ぐことでしか炙り出せない問題点もあるので、できる限り土曜の練習も参加できればと思います。ありがとうございました。」

→+1〜2秒であれば、いわゆる「スポーツフォーム状態」(パフォーマンスが発揮できている状態)なので、良いシミュレーションができましたね。レースは一発なので、呼吸の戻しの意識を持って最終調整を進めましょう!

 

「FIAの後修正して来たスタートの浮上角度、左キャッチを早く、は上手く出来ていたと思います。前半余裕を持たせようすると、15m通過も遅くなってしまうのは注意が必要ですね。来週は短水路でもあるので2本目位の感覚で突っ込んでみようと思います。」

→前半は、常に「行く感じ」を一定にした方が良いと思います。いろいろな分析を見ていると、どうも25〜45区間で、テンポを抑えて強度をコントロールしているスイマーが多いようです。参考までに。

 

「トライアルまでのメニューで、水を捉えられず・前に進まず・溢れた水に浮いてるような感覚になっており、アドバイスをいただきパドルスイムして臨みました。1本目は前半にキックが入りすぎて後半はバテました。2本目は前半にキックをセーブし後半にキックが打てましたがタイムは落ちました。先週のFIAより3.9〜4.6秒落ちですが、泳ぎとバテ具合が酷かったので残念でした。練習で100をハードすることがなかなかなく、状況を知ることができてよかったです。ありがとうございました。」

→なるほど。アップの際に、キックを抑えながら、丁寧にゆったりと長い距離を泳ぐメニューを入れた方が良いかもしれませんね。レース会場ではパドルは使えないかもですからね。

これまでの知見から、土曜トライアルでの後半のバテ具合は、その週全体の練習量が影響するようです。前の日までグリコーゲンを使うメニュー(短距離系のダッシュなどのインターバルや、ダイブ形式のメニュー)があると、翌日は動きが格段に落ちます。

今回は、見た感じで泳ぎが決して悪いわけではなかったので、おそらく、前日までの練習(特に水〜金までのメニュー)で損なわれたエネルギーが、戻りきっていなかったことが、トライアルのパフォーマンスに影響したのではと推察します。

なので、3秒前後であれば、「水着で化けれる」範囲だと考え、しっかりグリコーゲンを溜め込んでおきましょう(笑)。

今回は、その中であっても、キックを抑えたりの試行はうまくできていますので(脚を押さえた2本目の後半は、若干1本目より 速かったですし)、あとは腹を決めて、レースでどの戦術を選択するかを決めて、準備しましょう!

 

次回トライアルは4月27日(土)。

この翌週はGWですが、練習会はありませんので、ぜひこのチャンスにトライアルにご参加くださいませ!アクアのサブなので、飛び込みはできませんが(笑)。