こんにちは。新年度が始まりましたね。
みなさま、どんな気持ちでお迎えでしょうか。

私、昨日まで胃腸炎でぶっ倒れておりまして。
ええ、ひっじょーにきついのがきていました。
今日になって、フラフラしながらも動けるようになった次第です。

この季節、新しい生活に心ときめきつつも、
一方で力が入りすぎて疲れを感じにくかったり、
知らないうちに免疫が落ちていたりします。

体もゆるゆる、どうかスロースタートを心がけてくださいね。 <誰にでもなく自分に言っております

* * *

さて、前回の話 のつづき。


「あーはいはい、

自分は子どもがいるから家庭優先と思っていたけど、

子どもがいてももっと自由に仕事していいんだ!って枠が外れた話になるんでしょ?」

と思ったそこのあなた!


ちーがーうーのーよー(笑



もちろん、自由に仕事していいんだ!
好きなことを追いかけてもいいんだ!


と思ったのは事実です。そして自分も気になるところに出かけ始めました。

夫に子どものお世話をお願いすることもしてみました。
(こちらが思っていたより快諾してくれました) ←「ちゃんと言う」ってやつです

でも、気づくと、

それは心の勉強のためだったり。
心屋塾なセミナーに参加するためだったり。


あれ?お仕事では?


仕事に対する自分の気持ちをもう一度考えてみたのです。


私は大学で非常勤の研究員をしています。

全国各地である学会・研究会は、それは魅力的で勉強になりそうな内容です。

いつも「行かないの?」と聞かれたり、お誘いを受けたりします。

自分で研究費を勝ち取らない限り、出張旅費は出ませんが、
公的な旅費が出なくても、自費で参加・聴講する仲間はたくさんいます。

近いところなら、保育園の一時保育を利用して行くことも可能です(時間制限ありますが)。

場合によっては、開催会場で保育システムを設けているところもあります(めっちゃ費用高いですが)



自分には、小さい子がいるから行けないんだと思っていました。

自分には、小さい子がいるから行かないんだと思っていました。


でも、でも、でも、、、よく考えると、、、わかっちゃったのです。


 そこまでして行こうと思っていない ってことに


(まず、これを認めるところに時間がかかりました)



そして、むしろ、

  子どもと一緒の時間を楽しみたいんだ ってことに。

  心の底では、お母さんを楽しみたいと思っている ってことに。



自分のことを「仕事をして生きていく女」だと思っていたのに。
そうありたいと思っていたのに。

研究者という、やりたくてやっている仕事に就かせてもらっているのに。

「そこまでしようと思っていない」なんて、身勝手だし、何様なんだ、って最初は思いました。

みんな、子どもを持っても、すぐに保育園に入れて仕事に復帰して、
新しい発見を、と上を向いて頑張っています。

そんな仲間に対して失礼だし、
そんなことは決して決して、あっちゃいけないんだと思っていました。

でも、でも、認めざるを得ない真実として、私の中にありました。


子どもの一瞬一瞬を見ていられるお母さんという仕事は、

(しんどいこともありますが)

私には、すごく楽しくて、大事な時間だったのです。


うすうすは気づいていました。

でも、はっきり認めるのが怖かったのです。


仕事が嫌いなわけではありません。
頂いているお仕事は楽しいし、面白いです。

でも、お母ちゃんな部分も楽しみたい。

お母ちゃんな部分も、もっと楽しみたい。


だから、


行けないのではなく、

行きたいと思っていなかったのです。


* * *

枠は、自分をより深く知るためのヒントです。


あなたの枠は何ですか?

その「できない」理由、本当の理由でしょうか?

突き詰めて考えると、新たな自分が何か出てくるかもしれません(いひひ)。



ではまた...