よく言われる話ですが、
5年前の僕には、正直何のことかわからなかった。
軸って、一体何?
では、今はわかったのかというと、
「僕なりにこう捉えている」ということは言えるようになりました。
詰まるところ、
起業家にとって「軸」と言ってるのは、
自分が好きか嫌いかだと思うんだよね。
これを、
「儲かるか否か」にしてしまった瞬間に、不幸が始まる。
経営って、難しいんですよ。
1回目の起業で2年。
2回目の起業でも4年しかやってない僕が言うのも何ですが、簡単に儲かれば苦労はしません。
だから、
経営者は、つい、儲かる手段に安易にフォーカスしようとする。
僕にも、勿論、そういう誘惑はあるよ。
だって、そりゃ、儲けたいもん。
でも、経営は山あり谷あり。
常に、あるレベルをクリアすると、次のステージの問題が出てくる。
現状維持を望めば、そのままの位置に一生留まって終わりですが、困難に直面せずに、儲かるようになった経営者なんて、いるわけがない。
だからこそ、
好きなことじゃないと続けられないんですよ。
好きなことだからこそ、時間を忘れて没頭出来る。
好きなことだからこそ、イヤなことがあっても続けられる。
あなたには、そう言い切れるものはありますか?
昨日の記事にも書きましたが、
商売はあきないと申しますから、飽きないで続けた者が勝ちます。
まさに、継続は力というやつです。
これだけは、今の僕にも言い切れる。
僕は、経営者としては通算6年のキャリアですが、
フリーランス時代を含めると、事業主としては10年以上やっているので、「自分の信用=商売の信用」という状況で生き残っているという意味では、本当に継続=信用という、重みが年を追うごとにじんわり感じるのです。
だから、「今の仕事は好きで好きで好きでたまらないことですか?」と問われた時に、瞬時に「はい!」と言い切れなければ、悪いこと言わないから、サラリーマンやっときなさい。
絶対、続かないから。
絶対、うまくいかないから。