「医療安全センター」へのセクハラ診療に対する苦情申し立ての第一歩として、診療時にセクハラ医師から受けたセクハラ言動・行為について記憶を手繰って文章に起こして・・・
「診療時に受けたセクハラ行為をまとめた文書」
・・・を作成します。
(´・ω・`) これが苦情申し立て文書の作成作業の中で一番大変ですね・・・いやなことを無理やり思い出すわけだからフラッシュバックの危険もあるし、だいたい記憶力にも限界がありますしね・・・。
(ノ゚ο゚)ノ 今回の私の知人の事例では、知人が受診時に必ずセクハラ医師の言動と行為についてメモを書き残していたので、それが文字起こしに大変役に立ちました。
φ(.. ) メモ癖って大切なんですね。ちなみに、りわりん春日もメモ魔ですので、受診時の医師の説明は必ずメモを取っています。
(-""-;) しかし、知人の事例なんかに接すると、今後は受診時の録音・録画も考えなければいけないかなとも思ってしまいます・・・。
たとえばこんな感じで文字起こししていきます。
「表題」
セクハラ行為を含む不適切な診療の内容
「説明」
私(苦情申立者)が(診療科)の診療を受けていて不審感または不快感を抱いた(医師名)の発言と行為をまとめたものです。
「内容」
○月△日(最初の受診)
これまでの症状を説明した。
(医師名)から「かわいいね」「女性として魅力的」などと何度も言われる。これは最後の受診まで毎回何度も繰り返された。
(医師名)が私の自宅をグーグルマップで探して場所を教えるように言った。
□月×日
診療時間が2時間から3時間にも及ぶ。(医師名)医師が私のことを苗字ではなく名前で呼び始める。
「□□の課長さんが○○(患者の名前呼び捨て)のことを扱いにくい子とか言ってるよ」「誰も○○のこと分かってくれないね。私みたいな専門家の目を通さないと君の魅力はわからないんだよ」などと言われる。
●月○日
心理検査を見た(医師名)から「○○は弱い人だから今の仕事に向いてないね。専業主婦とかがいいんじゃない。○○は一人じゃ生きていけないから」と言われる。
私が経済的なことを話すと(医師名)から「今の彼氏は収入が少ないのだから、だれかもっと収入の多い人と結婚したら問題は解決するよ。たとえば医者の私と」などと言われる。
▲月■日
(医師名)から自身の電話番号を渡され、「今日中に必ず電話をかけてきてね」と言われる。
・・・・云々と記憶を整理して、時系列(時間経過順)に文字起こしをしていきます。
(;´Д`)ノ 上の文例は私の知人の事例をすこし変えて書いてみましたが・・・本当に気持ち悪いです。しかも、これから先どんどんと悪い方へエスカレートしていくんですよ。
「なんでこんな病院を何度も受診するんだよ」と思われるかも知れませんが、知人の事例の場合はパワハラの要素も加味していて「この病院の診療科を受診せざるをえなかった」という面があって本当に不幸でした。
こんな気持ち悪い文字起こしをしなくてはならないセクハラ被害患者さんには本当に同情いたします。病気が悪化してしまう危険もありますから患者ご本人と周りの支援者の方は十分に注意しながら作業してください。
患者さんが記憶の内容を言葉にしたら、隣で支援者がPCで文字打ちをするなど複数人数で役割分担をしながらやらないと大変かもしれません。
(T_T) りわりん春日も知人の事例をPCで打ってるだけでだんだんと憂鬱な気分に陥っていきましたからね・・・。私の知人の事例の場合は、知人がセクハラ医師の診療時の言動や行為を詳細に記録していましたので比較的スムーズに作成できましたが・・・・それでも被害者はもちろんのこと私たち支援者にとってもかなり精神的にも肉体的にもハードな作業でありました・・・。そのことからも、本当にセクハラ医師、セクハラ診療の存在はゆるせません。
とは言え・・・この「診療時に受けたセクハラ行為をまとめた文書」が苦情申し立てにおいては最重要の資料となりますので、困難な道のりですが乗り越えていただけることをお祈りいたします。