昨日、りわりん春日は知人がセクハラ診療を受けた病院に行ってきました。

 

セクハラ診療が発生した原因と考えられる事項について病院に事実確認してもらい文書で回答をもらうはずでした。

 

りわりん春日は知人の代理人ですので、回答書を代理で受け取るために知人が署名捺印した委任状を持って行きましたが・・・。病院側は「委任状に委任者と受任者の公的身分証明書を添付しろ」と言ってきました。そして、「添付しなければ委任状として認めない。確認事項への文書での回答はしない」と言ってきました。

 

知人は自分の署名捺印した委任状をセクハラを受けた病院に提出するだけでも気分が悪くなると言っていたのに、身分証明書のコピーをつけるなど身の毛もよだつといった状況です。しかも、委任者の知人は最近までこの病院に通っていた患者さんですからね、いまさらまた身分証明しろって何なんでしょう。

ただし、受任者のりわりん春日は(過剰要求だなとは思いましたが)自動車免許証のコピーを添付しましたが、受任者だけの添付ではだめなんだそうです。いやはや・・・。

 

この病院側の委任状への条件設定(身分証明書の添付)には、苦情申立や情報提供している役所の関係部署の方々もびっくりしておられました。

 

(´・ω・`) 苦情申立者側から病院側への事実確認について回答したくないという本音がこのようなところに出ているのでしょうね。

 

病院が一生懸命にセクハラ医師を守っているわけです。

 

こんな職場風土だからセクハラ診療が発生するということに病院管理者には早く気付いていただきたいものです。

 

まあ、確認事項といっても苦情申立者側に録音などで証拠が残っている事柄や、診療室が密室状態だったことなど病院側で調べれば苦情申立者側が言っていることが正しいとすぐにわかる事柄について「病院側に再確認する」といった内容で、これらの苦情申立者側で把握している情報はすでに管轄する保健所その他に広く情報提供して調査指導の依頼もしていますので・・・。

 

「じゃあ、回答はもらわなくていいです。当病院のセクハラ診療防止についての改善内容については保健所さんから回答をいただくことになってますから、保健所さんに協力してしっかり対応してください」

 

・・・と言って帰ってきました。

 

こんな態度の病院がこちらからの確認事項に対してまともに回答することもないでしょうからね。もういらねーよ。

 

( ´艸`) 実は、電話での病院とのやり取りの中ですでに聞き出してしまって、それらはすでに保健所等へ情報提供してますので、本当にもういらねえやという状況にあるとも言えますけどね。

 

あ、それと、苦情申立者側から病院宛てに「要望書」を渡しておきました。確認事項に回答してもらわなくてもいいから、要望書の内容については病院組織でちゃんと取り組んでくださいと言ってきました。

  ↓

①職員へのセクハラ対策の周知徹底、新人職員受け入れ時の教育を徹底すること

②現行のセクハラ対応マニュアルについて、病院内の問題点を調査把握して実効性のあるマニュアルに改定し確実に運用すること・・・これを行うに当たっては保健所他の行政機関の調査指導助言に病院側は協力すること

③病院管理者は「苦情対応とは、苦情を受け付けた場合は、苦情が発生した背景を調査し苦情内容が発生する可能性を認めた場合は早急に必要な改善を行うことである」との認識を持ち、病院職員が積極的に苦情対応に取り組む体制作りと能力のある職員の育成を行うこと

 

そして、保健所他の部署に「病院にこの内容の要望書を提出しました」と文書で情報提供してきました。そして、この要望の内容についても調査指導助言をしていただけるようお願いしてきました。

 

(。+・`ω・´)キリッ あえて病院には「セクハラ医師をクビにしろ」とは申しませんが、病院の管理者責任を追及して病院の職場風土と職場環境が「セクハラ医者がセクハラできないように封じ込める」方向で改善が進むようにもっていきたいと思っています。

 

なお、セクハラ診療の危険をはらむ「密室診療」については、病院側があくまで暫定的ではありますが診療時に必ずクラーク(医師の事務補助)を立ち会わせる形に改変したことは、当ブログの9月16日の記事で紹介したとおりです。

当病院の「密室診療」防止策については、現在の暫定的な対応から病院組織全体で正式決定され恒久的に行われるように、病院と保健所他の部署に依頼してきました。