★新型ウィルス感染で国内初の死者 神奈川の80代女性

 

厚生労働省は13日、新型コロナウイルスの検査を受けていた神奈川県の80代の日本人女性が同日に死亡したことを明らかにした。死後に検査結果が出て、陽性が確認されたという。国内で新型ウイルスの感染者が死亡したのは初めて。新型ウイルスと死亡との因果関係は現時点で不明。

加藤勝信厚労相は女性について「最近の渡航歴はなく、国内で感染した可能性を踏まえ調査していく」とし、中国湖北省との関係はないと説明した。

https://www.sankei.com/life/news/200213/lif2002130055-n1.html

 

 

★新型ウィルス東京都内の70代タクシー運転手感染確認

 

加藤厚生労働大臣は、東京都の70代のタクシー運転手の男性が感染したことを明らかにしました。

この男性は1月29日に発熱し、都内の医療機関を受診しましたが、症状が改善しないため、2月3日に再受診したところ、別の都内の病院を紹介されて、診察を受けたということです。
その後、2月6日にこの医療機関に入院し、12日に検査を実施しましたが、特定の感染症と診断されなかったため、検体を採取しました。
そして翌日の13日に、都内の地方衛生研究所で、新型コロナウイルスの検査を実施したところ、陽性であることが明らかになったということです。
この男性は発症後は自宅療養しており、勤務はしていないということです。

 

「感染経路たどることが難しいケースになるかも」

 

東京都内のタクシー運転手の男性が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたことについて、感染症に詳しい東京医科大学の濱田篤郎教授は「タクシーなど密室の空間では一般の人たちと比べ、感染するリスクがある」と指摘しました。
そのうえで男性が「中国人とみられる客を乗せたことがある」と話していることについて、「武漢以外の中国人から感染した可能性もあり、国内で初めて、はっきりした感染経路をたどることが難しいケースになるかもしれない。その場合、今後、患者が一気に増える可能性があるので、医療機関の受入体制が整うまで、中国からの入国制限をさらに強化するなどの対策をとる必要がある」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200213/k10012284011000.html

 

 

◆国内での2次感染、3次感染がはじまっています

 

なお、この死亡した神奈川の80代女性は感染した70代の東京のタクシー運転手義母との報道がありました。

 

つまり、神奈川の80代女性と70代タクシー運転手の男性との間でヒトヒト感染があった可能性があるということです。

 

また、この二人のうちのどちらかが「また別の他の感染者」から感染したということですから、すでに2次感染、3次感染と国内で繰り返されている可能性が高いということであります。

 

中国の新型ウィルス肺炎の感染者数の動向から推測して、日本では3月から4月に向けて感染者数が拡大するものと思われます。

 

「もう身の回りに感染者がいる」ことを前提として感染予防策を強化してまいりましょう。

 

そして、風邪の症状が3日たっても改善されずにむしろ悪化していくような場合は、新型ウィルス肺炎を疑って医療機関を受診しましょう。

 

◆りわりん春日も濃厚接触者かも・・・

 

ちなみに、りわりん春日は2月9日に理容所を利用し、2月1日に中国(地域は不明)から帰国した男性の隣で施術されているので、潜伏期間の14日間(2月23日まで)については特に厳重に自己の健康状態をチェックしているところです。

(隣の席のお客と理容所のおばちゃんの会話を盗み聞きしていたところ、そのお客が中国帰りだということが判明しました・・・)

りわりん春日は透析治療を受けているので、透析病院の看護師さんに以上の件について伝えてあります

 

今のところ症状は出ていませんが、バスには乗らないようにし、スーパーマーケットでの買い物も夜間の人が少ない時間に行うようにしております。これは、他人と2メートル以上の距離をとって感染リスクを減らすためです。

そして、万一自分が感染していた場合に他人に感染を広げないためにマスクを確実に着用いたしております。

また、手洗いは消毒薬(アルコール消毒液)の使用を含めて厳重に行っております。

自分がもし感染していても他人に感染させないこと・・・これが感染症対策の基本なのです。

 

いずれにしても、すでに日本国内で二次感染・三次感染が発生した以上は感染者はどこにいるかわかりません。皆様方も可能な限りの感染予防策を講じて新型ウィルス肺炎の蔓延を食い止める努力をしてまいりましょう。