こんにちは!!

年末でなんやかんやと慌ただしいなか

ブログを通りがかってくださり

ありがとうございます!

 

 

このブログが年内最後になります。

なのでわたし自身のこの一年を振り返りつつ

今年最後に読んだ一冊、

最近3人目が産まれた(おめでとうございます!)

オリラジあっちゃんの妻である

福田萌さんのエッセイの感想ブログを

書いていきます^^

 

 

 

 

夫婦のあり方、自分のあり方について

真っ直ぐに向き合ってきた

福田萌さんの努力の軌跡をなぞりながら

自分自身のことを改めて考えさせられた

とても素敵な一冊でした。

 

 

わたし自身のことを振り返ると、

2023年は昨年からの試練が続き、

ちょっとした災難もいくつかあり

「後厄」を体現したような一年でした!汗

 

 

ですが昨年ほど夫に対して

イライラしなくなり、

自分がキャパオーバーに

なることが少なかったです。

 

 

それは昨年、離婚危機になるまで

喧嘩したことで反省したことや汗、

子どもが成長して

少しずつ大変さが減っていったこと、

自分がワンオペ育児に慣れたことが

大きいんだろうなと思っていましたが、

 

 

この本を読んで

「自分の役割はこれだ」と

自分自身が納得できたこと

夫にイライラしなくなった要因

なんじゃないかと感じました。

 

 

昨年は

「なんでわたしばっかり・・」と

思う日々が多かったです。

 

 

なんでわたしばっかり子どものお世話をしてるの?

なんでわたしばっかりずっと家にいるの?

しれっと「家のこと、子どものことはお願いね」と

役割を押し付けられたような気がして、

それにすごくモヤモヤしていました。

 

 

子どもはすごくかわいいけれど、

体調不良時のお世話は大変だし、

ワンオペが続いて身動きが取れない状況にも

すごくストレスが溜まっていました。

 

 

夫の状況を思いやれずに

自分のストレスを夫に

ぶつけまくった結果が

去年の大喧嘩でした。汗

 

 

夫からすると、

できる限りのことは協力しているし、

改善しようとはしているし、

ただ、家事育児をする余裕がないぐらい

仕事が立て込むことがあるのを

なんでわかってくれないんだろう・・

という感じだったそうです。

 

 

落ち着いた気持ちで振り返れば

夫の立場も十分にわかるのですが、

あの時の自分は「今大変なのは自分だ!!」と

どうしても譲れなかった。

わたしが我慢してばっかり・・!!という

気持ちがどうしても抑えられなかった。

 

 

自分はこんなに変化があるのに

「夫だけ“今まで通り”なんて許せない」

という思いもありました・・。

 

 

(夫もいろいろ模索していた時期なので

今まで通りというわけでは

なかったんですけどね・・)

 

 

そして当然夫も自分の仕事を削るわけにいかず

大爆発・・となりました。

 

 

わたしは昨年の大喧嘩・離婚危機を経て

「夫と張り合っても意味がない」と

つくづく感じました。

 

 

今年の1月〜3月、わたしは喧嘩の勢いで

別の仕事を新たに始めていました。

 

 

ですが働く充実感・自己肯定感よりも疲れが勝ち、

子どもにかまってあげられない罪悪感もつのり

「わたしは今何のために頑張っているんだ?」

「頑張る方向が間違っている気がする・・」と

勢いで行動したことを後悔しました。。

 

 

自分が張り合うように仕事をしたところで

夫が家事育児に協力的になるわけではなく、

お互い疲労が増して嫌な空気が漂うだけ・・

 

 

(夫は亭主関白というわけではないけれど

経営者ということもあり

仕事が第一優先で絶対に譲れない。

そういう人だとやっと受け入れました)

 

 

これでは誰もハッピーにならないため

夫と話し合い、4月からは

わたしは子ども・家のこと優先で

在宅で仕事をし、夫は家のことを気にせず

フルスロットルで仕事をする、という

生活スタイルに落ち着きました。

 

 

話し合いを経て、

わたしが「夫婦2人で協力して子どもを育てる」

ことへの理想を夫に押し付けすぎていることを

痛感しましたし、

 

 

お互いが主張を譲らなかったり

我慢を続けたりするのも疲れるだけなので

「お互いが納得する暮らし方」を

その都度話し合って落とし所を模索していく

しかないんだ・・と強く思いました。

 

 

このような大きなぶつかり合いを経て

双方納得する“落とし所”に着地したいまは

夫にイライラすることが減り、

 

 

仕事をしながら家庭に向き合おうとする夫に

「ありがとう」と心から思えるようになり

夫からも「優しくなった」と言われ

夫も以前より協力的になってくれたように感じます。

(激変すぎ・・?笑)

 

 

↑こういう夫婦のすれ違いって、

何組ぐらいいるのかな・・と思っていたら、なんと

5年前のあっちゃんの連載記事の中で

我が家と同じようなぶつかり合いの様子が

語られていました^^;

 

 

 

 

去年夫が感じていたことが

そのまま言語化されている!!

と夫自身が言っていました。笑

(そして福田さんの言い分は

わたしと全く同じで驚きました^^;)

 

 

こういうぶつかり合いは

うちだけじゃないんだと思えて

ちょっとホッとしました・・。笑

 

 

ということで

自分語りが長くなりましたが

ここからは本の話をしたいと思います。

 

 

福田さんはあっちゃんと結婚後

2013年に長女、2017年に長男を出産。

そして先日3人目が産まれました👏

 

 

2013年当時のオリラジは低迷期で

生き残りをかけて必死になっていたため

あっちゃんは家のことにかまう余裕がなく、

福田さんはほぼ1人で子育てをしていたそうです。

 

 

あっちゃんは育児一切しません!!

という立場ではないものの

(どうやら家事はしません

タイプみたいですが汗)

極端な思考を持つタイプのため

 

 

先述の連載は「イクメン」がテーマだったのに

「良い夫やめました!」と方針を180度変えたり

(「最悪のバッドエンド」と後日語っています笑)

 

 

YouTubeに全力で頑張ると決めた時は

家にほとんど帰らない期間もあったりと

あっちゃんの行動によって

かなりの我慢を強いられた期間が

あったようです・・。

 

 

そんなあっちゃんの行動に福田さんは

驚き、悲しみ、傷つき、葛藤した末に

「ジェットコースターに乗っている」気持ちで

あっちゃんのまっすぐさ、

「妻に合わせようとしない生き方」を

ポジティブに受け止めることにしたのです。

 

 

福田さんは夫に頼れない代わりに

シッターさんやママ友達に頼ったり、

免許を取って自力でできることを増やしたり

さまざまな試行錯誤をしていましたが、

コロナをきっかけに

中田家に大きな転機が訪れます。

 

 

ご存知の方も多いと思いますが

コロナでほとんどの仕事がリモートに

なったことで

「東京に住む必要はないんじゃない?」となり

家族全員でシンガポールへ移住します。

 

 

シンガポール移住についても

あっちゃんの鶴の一声からはじまったそうで、

ジェットコースター的生活に適応してきた

福田さんはここでもポジティブに受け止め、

家族(愛犬も含めて)全員での移住を果たしました。

 

 

シンガポール移住後は

あっちゃんがずっと家にいるようになり、

夫婦仲、家族仲が非常に良くなったそうです。

 

 

シンガポール生活が

3人目のきっかけになったんだろうな・・☺️

 

 

あっちゃんは相変わらず家事はしないけれど笑

3人目の出産間際には

シンガポールでワンオペ育児を担うまでに

成長?変化?をしています。

 

 

シンガポールは日本よりも

家事育児のアウトソーシングがしやすく

福田さんもYouTubeを始めたりと

以前よりものびのびと過ごせるように。

 

 

福田さんがあっちゃんの生き方を

ポジティブに受け止めたからこそ

あっちゃんも「3人目こそは頼れる夫になりたい」

と素直に思えるようになったんじゃないかと

本書を読みながら感じました。

 

 

本書の中でうなずいたのは

「人生は結婚してからが長い」

ということです。

 

 

おとぎ話は

「末長く幸せに暮らしました。

めでたしめでたし」という形で

締めくくられるけれど、

 

 

「末長い幸せ」は本当に長くて、

家族みんなが健康に過ごせている

「末長い幸せ」を生きているけれど、

変わり映えのない毎日に満足できず、

焦りを感じる自分もいると

自分の気持ちを素直に綴っています。

 

 

わたしは母になってまだ2年半の

若輩者だけれど、

「サポート役」に徹していることへの

息苦しさや焦りをたまに感じます。

 

 

そう思うのは自分だけじゃないんだと

福田さんの言葉が沁みました・・(´;ω;`)

 

 

福田さんの言葉をなぞりながら、

この気持ちをいますぐ解消することは

できないけれど、

この気持ちを忘れずにいたい。

 

 

母としてではなく、妻としてでもなく

わたし自身が冒険・挑戦できるタイミングを

見逃さないように生きていきたいと

わたしもひそかに決意しました・・。

 

 

すごく長くなってしまいましたが、

本書を読んで感じたこと、意識したいことを

以下にまとめます。

 

 

・夫婦生活は子が生まれてからが本番

・夫婦がお互い「納得」できる暮らし方を

とことん話し合うことが大切

・この役割が一生続くわけではない。

お互い少しずつ変化・成長していくから

「相手に一切期待しない」と思わない

・長いサポート期間、自由に動けない期間を

どうポジティブに捉え直すか

・アウトソーシングできるところは積極的にする

・何がストレスになるのかを意識・言語化しておく

 

 

2024年はより「チーム」として

お互いを思いやれるように

みんなハッピーになれるように

過ごしていきたいです。

 

 

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