小山町多頭飼育現場の子たち、続々 救済! | GO!保護犬GO~知る・見る・伝える→殺処分ゼロへ~

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静岡県御殿場市の個人ボランティア 
山の中で5年間、狭いケージで生かされてきた小山町多頭現場出身の犬の幸せさがし。
フィラリアでもシニアでも雑種でも、幸せにしたいと頑張ってます


モリちゃん


モリ、無事に帰ってきました。

さて、悲しいかな活動を止められないGO!でございます。
もなか(旧もきち)、ななこ の譲渡が終わり、
さて連休最後の日をどう過ごすか と言っていたらモリ逃走・・・。


ところで、現在GO!には小山町多頭飼育現場の犬たちが4頭います。
今日は、彼らの保護の様子をご覧下さい。

長らく群れ犬(野犬)として生まれ育ち、4年間もケージの中で 人もリードも知らずに育てば、
リードをつけ収容車に乗せるだけで危険が伴います。
 そのためGO!が救済の犬を決定し、作業は県の職員さんが行います。
 


まず、トト君(旧 ナワ)。
0828 
2011年8月の木造犬舎と周辺。
トト君のお家は、この木造犬舎でした。

ナワ
このころ(名前: ナワ)は、ガウガウガウ! いつも吠えていました。

トト君 
その時の顔。 表情。 

トト君は、あまりのビビりなため、リードもタッチ練習もなしで救済しました。

トト君
数人の職員さんに抑えこまれ口輪をつけられます。

トト君
鼻血を出して抵抗し、地面を這いつくばり のたうち回って暴れまくり収容車に乗せられました。
飼い主さんは、どんな気持ちで見ていたのか・・・心が痛みます。

トト

数日間、保健所に収容してもらうのですが・・・
『本当にこんな犬、大丈夫なの?』 職員さん。
大丈夫じゃない と言ってしまったら・・・。 GO!の一言が命を左右します。 
「大丈夫です。 この子は良い子です。」

トト
保護直後のトト君。 唸る、吠える、汚い・・・。

小山町多頭飼育現場の犬は、人の愛情を知らないだけ。
一度でも愛情を知ってしまうと、驚くほどべったり素直な別犬になってしまいます。


トト君 
ほらね、もう別の犬。
現在のトト君。 抱っこ大好き。 室内では一度もトイレ粗相も吠えたこともありません。

トト君
体を拭いてもらうのと、毛のカット、ブラッシング・・・。
さわってもらうのが大好き。

食事を吐き出してしまうので、おかしいと思っていました。
すると首輪が信じられないほどきつく締めてありました。
そのせいで喉がつぶれ、器官虚脱という病気になっていました。
時折せきがでます。 その度に体をさすってあげると楽になるようです。
薬もありますが、なるべく飲まないにこしたことはありません。


小山の子は、猫もうじゃうじゃいる環境で育っているため
猫も仲間だと認識しているようです。 クンクンと臭いを嗅ぐ程度。 

 
トトちん(トトの呼び名)、 人の犬舎におじゃましちゃだめよ。
奥は 最近保護した小山っ子・アイちゃん。

次は、ワッフルちゃんの特集をします。 
お楽しみに。