運の良いみなさま、今日もお越しくださってありがとうございます
ビジネス系カラーリスト 野田敦子です
夏の、本当に暑い時期はもう過ぎつつありますね
朝夕は秋の虫の声がしています
長い夏の間に、見送りをしてきました
7月の初め、ラインに
「この夏は、長くなりそうね」と
普段と違う言葉の使い方に、少しどきっとして
そのあと「頑張る」と書いてあったものの
「ああ、もしかしたら、秋を待たずに行くのかも知れない」
ふと、そんなことを思いました
その後、母の体力は、週単位、日にち単位で、どんどん落ちていき
それはまるで
肉体を捨てたがっている魂と、命を取り留めようとすがる肉体との戦いを見ているようでした
「大げさではない式がいい」
と辛い中で言った思いを叶えるべく、実家近くの小さなお寺をやっと見つけ
前もって一度訪れておこうと支度をしていたその日の朝早く
病院からの電話が鳴りました
コロナの為、一日15分しか面会が許されなかったので
父が15分以上傍らに付き添えたのは
悔しくも
母の目が開かなくなってしまった後でした
お寺の、ほとけ様の側に寝かせてもらい
体も髪も綺麗にしてもらい、
お化粧も顔そりからキチンと施してもらって
とても喜んで買ったのに、それを着て出かける事がほとんどできなかった
明るい水色のサマーニットを着せてもらって
最後に父の手から、痩せた冷たい手の中に握らせてもらった
夫婦2ショットの、お互いに肌身離さず持っていた笑顔の写真を、
再会のための切符のように握りしめて
大好きだった、幾度となく出かけていた旅行でしたが
秋を待たずに
棺にギュウギュウになるまで入れた、たくさんのお花に囲まれ
最後の、帰りの予定の無い、永い旅へと出かけていきました。
ただ寝ていてさえも辛かった体も
荒れて痛くて、好きなものさえ食べれなくなっていた口も
重い、痛いものを全部脱ぎ捨てて、元気だった頃のように身軽になって
好きな所へ行って、好きなものを、好きなだけ食べれるようになっているのかも知れません
オンライン(zoom)レッスンも承っております
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