すおはようございます🌞こんにちは😃

こんばんは!



和紙とアート小原ペーパーアート・ファンクラブです!






入口から感動

この、お寺の鐘


名古屋市美術館のボランティア有志で

観に出かけたことがありました。


思い出が蘇る、、、おねがい


 











会期終了間際! 


私のバカンスは、

個展の集大成とも言えそうな

充実の岡本太郎展(愛知県美術館)


    すでに少し前に、土日より平日が狙い目

と聞いていたけれど

混雑覚悟でGO🚙


   ところが今日はマラソンの交通規制で、少しも栄に近づけず

規制解除されて向かうのに1時間はロス⤵️


    あまりの混み具合に、まず、コレクション展を見てから向かうも

チケット購入にも、入場にも列ぶ上に、終日混んでいる感じでした。


    彼の芸術は、はじめ自身の画風の確立に苦悩した、渡仏時代を除き

ほぼ、その後は安定した画風であり

年代順に拘らず

特徴や、影響、作風を紹介した展覧会構成が見やすく

作品数も充実していて、見応えがありました🌟









    前衛でありながら、自身のルーツ、日本文化、そして、もちろん、海外の芸術に触れ、それらを融合させた、極彩色の芸術は

随所に現れる、顔や目の表現による

キャラクター性で、多くの人の目を楽しませ

親しまれる。












    そのDNAに漫画家である父の影響があり

それを否定せずに突き進んだが故の作風であることは


これだけ充実して集められた作品たちを一堂に見たことから

よく分かりました。






    抽象表現ではなく、具象性を帯びた画面

テーマに、深い洞察や思想を盛り込んだところに

フランス表現主義時代の葛藤が生かされている





そう感じました。


赤、青、黒、黄色、、、

原色を多用しながら、流れる速描きで現れるモチーフには

燃え盛る強い情熱が宿り


戦後の日本を代表する画家たり得ました。 





    パブリックアートをモノしながら、

お飾りのスローガンに異を唱えて


真っ向から挑むモニュメント

太陽の塔屹立させながら




それらが、誤解されず、頓挫もされず


今も多くのファンを魅了する存在であることは稀有です。






他にもパブリックアートを依頼されながら


世情にも、発注元にも受け入れられるぜ


制作が中止になる

描きなおしを強いられる

などの例が多くあります。


    岡本のそれは違う。


   彼が生きた戦後という時代の

高度成長期のマジックが為せる技なのか、

その成り行きを見ても


幸運な画家であった

という印象を受けました🌈











、、、と、ここまでは夕飯を食べたお店で

お腹を休ませながら書いた。


そのあと車で  小一時間帰る道道

運転しながら


イヤ、たぶん、発注元の自治体、行政

万博開催主催者は

太陽の塔に籠めた、

耳触り良い「科学と知性の融合」とかいう

スローガンに対して提示した


彼の反骨精神に


ただ単にに気づかなかっただけかも、、、

と思った。







   彼が熱狂した、

縄文をはじめとした日本文化や

ピカソの芸術

そうしたものを結実した太陽の塔

斬新ながら、クラシカルな姿を

根から明るく、豊かさの象徴である万博の

雰囲気に合う

と、手放しで賛美してたのかもしれない。



    そんな風に考え出すと興味が尽きない芸術家だ。


日本人のDNA、芸術一家であった両親のDNA

そして、もちろん、彼が触れた思想や文化


そういうものをすべて結実し、昇華した

彼の芸術に熱狂する私たちは


彼と共に自分たち日本人の魂の原点を

遡ってみることも必要だと思う。



 









明日の神話

一枚の下絵は名古屋市美術館所蔵であり

ボランティア時代に

山田学芸員の解説を何度聞いたことだろう。

 

第五福竜丸の被爆の悲劇

戦後が戦後たり得ず

誰もが危機に晒される恐怖、、、、





デッサンの線からすでに迷いがなかった!

さすがだと思う。



     本展のキュレーターの、造詣表現の分析は的を得ていて

的確であるけれども


     欲を言えば、フランス表現主義や、ピカソ、縄文美術、そして、目の表現に見た

歌舞伎の隈取り、、、などの

比較表現のサンプルを、写真でもよいので

併置して展示すると


    より、一般の観客には親切な展覧会になったと思う。






多くの人が感動してアップしている彼の言葉





詩人である母 岡本かの子のDNA

そこには生きることは
ひたすら突き進むこと

という、熱いメッセージが。

今の時代

優しさを優先して
大切にすべきなにかを見失いかけている

私たちが必要とする思い。







    それにしても、ほんとうに混雑していて

エレベーターもなかなか来ないし


    人酔いを意識せずに見ようと意識しつつ


やはりとっぷり疲れました。


観れたことは良かったけど♬


#岡本太郎展 #愛知県美術館 

#明日の神話 #太陽の塔 #座り心地の良くない椅子 #座ってみたけど座り心地よかったよ











バイオレットシアン