お弁当の日ってなぁに??
この問い掛けに答えることから、お弁当の日実行委員会はスタートしました。
「子どもが自分で作った弁当を学校へ持ってきて食べる」竹下和男先生が提唱している弁当の日。
2001年香川県の小学5、6年生から始まりました。
(参照:http://bentounohi.kids.coocan.jp/)
うちの中学でもやってみよう!
ただそれだけの想いで動き始めたわたしたち。
しかし、PTA事務局の許可は下りませんでした。
年度はじめのPTA総会を通っていないというのが一番の理由でした。
総会の議題に揚げるには前年のうちに動かなければいけません。
いま、こうして仲間が集まり想いが固まっているのに、来年の開催まで待つことは出来ない。
卒業してしまう子どもの保護者もメンバーには多い。
なんとか、今年度の開催にしたいわたしたちは、制限が多いが有志での開催の方向を探り始めました。
給食をこれから取り止めることが出来ないことから、開催は学校祭の1日目。
学校祭の準備のため、残る生徒がお弁当を持ってくる日に決めていました。
問題点は居残りのない参加希望者はどうするのかということでしたが、校長先生が先生方に提案してくださって、了承を得てくださり、クリアすることが出来ました。
校長先生が窓口になってくださったことでお弁当の日は開催に結び付きました。
(すぺしゃる さんくす )
「あなたは○○で食べるんだよ。わたしもお弁当を見に行くからね。」と、ひとりひとりの子どもたちに声をかけてくださったのも校長先生でした。
有志での開催…
PTAでの開催と一番違ったことは、広報活動です。
出来た広報活動は各階水飲み場2ヶ所
計8ヵ所のポスターと口コミのみ。
可愛らしいポスターを準備できたにも関わらず、見てはもらえぬ状況でした。
教室で先生から言ってもらえたり
校内放送で宣伝をしたり
お便りを配布したり…出来ませんでした。
それでも!
ちらほら!
参加表明が届きました!
『この子たちの気持ちを大事にしよう』
少ないながらも参加の意思を表してくれた子どもたち。
『その気持ちを大切にしたい』そう思いながら当日を迎えました。
校長先生が用意してくださった、お弁当を食べる教室。
自分の教室。
生徒会室。
この3ヶ所でお弁当の日は開催されました。
今年のこの日が来年、再来年につながりますように。
いま、アンケートを書いてもらっています。
結果は分かり次第、載せていきますね。