ちいさいころ、ママは家でパンを焼いていた。なんであんなに素晴らしいことを、最近はやらないのだろう。なんなら、焼きたい。焼けれたいなあ。昔は、パン生地をこねさせるとなぜか拓馬の手が綺麗になるからダメ!と言って、やらせてもらえなかった。

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パンにこだわるひとは、なんか、ちょっと好き。よくわかんないけど、パンが好きな人って、なんか素敵な人が多い気がする。自分もこだわりたい気持ちは山々なのだけど、やはり、一歩踏み切る勇気がない。前に南伊豆の山奥で芝居づくりをした時、友達になった現地の人が、みかん酵母でパンをつくってた。自分でみかんをどうにかして、酵母を発生させるだか育てるだかしてるって言ってた。部屋で納豆食べると、みかんが酵母負けしちゃうから、だめなんだって。


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寒い。雪が降りそうな気配を感じる。雪は好き。雪が降るとなんか、静かだし。でも、雪が降ったらもう、雪に集中したくて、他に予定あると悲しくなる。

そういえば髪、染めた。地毛なのです、今回の私は。でもどうやら、そもそもの髪の毛が黒いもので、なかなか、色が抜けない。生まれつき天然パーマで髪の毛の向きがあっちこっちいってしまうことに狼狽しながら過ごしてきたのだけれど、今回ヒヨコである拓馬は、その傍若無人な髪質が「薄汚れたヒヨコっぽさに最適」とメイクさんから太鼓判を押されたのでした。ちなみに、初演の時も地毛を染めました。髪を染めるのもそれ以来。末原家的には、父の人生方針によって、いいぞ偉いぞ、よく派手にしたぞロケンロー、と、褒められる展開。

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昨年出演した『蝶の筆』という舞台で、佐藤佐吉賞最優秀賞助演男優賞というものをいただきました。関連したすべての皆様に感謝します。


青山千太郎という大正時代の文豪の役でした。人の痛みについて理解のできない千太郎が、人の死や不幸について描けるようになるまでの物語を背負いたくて、役と向き合いました。


キャスティングしてくれた塩崎プロデューサー、役を描いてくれた作家の小田竜生さん、僕を活かしてくれたすべての共演者に心から感謝します。観客との共同作業でもありました。


受賞発表の様子がネットで配信されていたらしく、残念ながらリアルタイムでは見られなかったのだけれど後からアーカイブを拝見しました。

動画の30分あたりからです。よかったら。友人に勧められて拝見したのだけれど、とても褒めてもらっていてありがたかったです。


学生時代、初めて王子小劇場に立ちました。おぼんろでオールナイト演劇祭というのに作品を出したこともあります。


いつまでも元気でいて欲しい劇場です。演劇界を応援しようという気概で誠実に運営を続けていて、素晴らしいと思っています。劇場がバタバタ潰れて胸を痛める今日このごろ、王子小劇場には支援会員制度などあるそうですので、よろしかったら、ぜひ。


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塩崎こうせいが、「拓馬くんと行動を共にしすぎている。関係を変に思われないかちょっと怖い」とはなしてた。変な関係てなんだよ!


でもたしかに、ここのところなんだかほとんど一緒だ。今回、こうちゃんリンリンというニワトリの役をやってくれてるんだけど、いい。ほんとに、いい。観て欲しい。

稽古、よい。体力が大変だけど、よい。


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締切と宿題に追われすぎて、もう、なにがなんだかわからない毎日。絵やグッズに関してもあれやこれやだし、文章の締め切りがたくさんありすぎる。そして、毎日稽古なので予習と復習と、あと、普通に毎日稽古場に8時間くらいいるし、往復は三時間かかる。


富田翔、いい。たくさん遊びたい。

かっこいい風じゃなくて、かっこいい。

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おやすみなさい。

今日は、寒さのせいか気圧のせいかみんな元気ない気味だったみたい。僕もそんな感じで、どうにかしないとと思ってエナジードリンクとコーヒーたくさん飲んだら逆効果すぎてひどい目に遭いました。トホホ。でも、平気、明日は、くるんだもの、たぶんきっと


眠って。眠ってくださいな。


おやすみなさい。

朝目覚めるまで、おやすみなさい。